お金がない時の断り方と参加したいときの裏ワザを紹介します。
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。先日、友達から「お金がないときに誘いを断る方法を教えて!」とメールが来ました。確かに、そういう経験を誰もが一度はしたことがあると思います。と言うことで今回は、誘われたけどお金がない時の断り方をテーマに紹介していきたいと思います。また、どうしても参加したい場合の裏ワザも合わせて紹介します。
お金が無いと断るのは悪いこと?
まず初めに断っておきますが、金欠を理由にして誘いを断るのは、決して悪いことではありません。お金を理由にして断ると人間関係を崩してしまうのではないか・・・と過度に心配する人もいますが、断れないでズルズルと飲み会や遊びに参加してしまい、散財してしまう方が結果として辛い思いをすることになります。金欠だから、と断れる勇気を持つことがまずは大切です。とはいえ、友人なら金欠を理由に気軽に断れるけれど、会社の付き合いや上司などの誘いにはなかなか断りづらいこともあるでしょう。そこで使えるのが、次に紹介する断り方です。
お金がない時の上手な断り方
お金がない時の上手な断り方としては、大きく3つ挙げられます。相手をなるべく不快にしない断り方として有用です。なお、金欠が理由ではなく、単に誘いを断りたい場合には、別の断り方をした方が良いかも知れませんので注意してください。
①自身の金銭事情を正直に話す
誘って来た人も嫌いではないし、お金があれば全然行きたい、という場合には、「金欠だから」と正直に話すのが良いでしょう。金欠であることを恥ずかしく思ったり、どう思われてしまうんだろうと気にしすぎたりする必要はありません。誠心誠意、正直に話すことが相手への印象も良くなります。もし誘って来た人が先輩などで、それでも一緒に遊んだり飲んだりしたいと思ってくれている場合には、「自分がおごるから」と言ってきてくれるかもしれません。節約していたり、本当に金欠の場合には嬉しい言葉ですよね。(ただし、金欠が理由ではなく単に誘いを断りたいだけな場合、そういった対応はかえって困るので注意しましょう)
恒常的に、お金が厳しいような人は、よく誘われる周りの友人たちに金銭事情を知っておいてもらうのも有効です。つまり「お金がないキャラ」として見なしてもらうのです。そうすれば、無駄に誘ってくることも無くなるでしょうし、気を使わなくて済みます。それを言えるだけの間柄を作るというのも大切なことですね。会社の同僚の飲み会など、断るとムードが悪くなったり空気を読めないとレッテルを貼られてしまうような状況もあるかもしれませんが、金欠は立派な理由です。胸を張って断る勇気を持ちましょう。それをどうこう言ってくる人とは、そもそも関係を持たない方が良いです。
②別の理由をつけて断る
お金を理由にしてしまうと自分のプライベート(例えばギャンブルとか趣味)がバレてしまう場合や、プライドとしてお金を理由にしたくない場合などは、別の理由を付けて断る道を探しましょう。相手を不快にさせずに断る方法としては、次のようなものが挙げられます。
・友達との約束がすでに入っているので
・親が遊びに来る予定なので
・恋人や配偶者に怒られてしまうので
・明日早いので
これらは定番の断り方です。ただ、同じ理由を付けても、言い方ひとつで捉え方が異なることもあるので、誤解を生まないよう、丁寧に断ることが大切です。逆に、もう二度と誘って欲しくないような場合には、そういうオーラを出していくというのもアリでしょう。
③給料日後など次の予定を提案する
相手を最も不快にさせないのは、金欠であると正直に理由を述べたうえで、今は行けないけれど、いついつなら行ける!と次の予定を提案することです。これなら、単に行きたくないから断ったんだ、と思われにくいですし、金欠が理由だというのも嘘ではないと伝わります。相手にもイメージしてもらいやすいのは「給料日後」というフレーズです。次の予定を厳密に決めてなくても、「給料日後にまた誘ってください」や「給料日後に一杯やりましょう」など言っておくことで、断った印象を悪くしないで済むでしょう。
お金が無くても参加したい場合の裏ワザ
お金がないけれど、今後の付き合いのことを考えると断るのはベストではないというケースもあるでしょう。その場合には、次の裏ワザを検討してみましょう。
①カードローンや友人にお金を借りる
お金の貸し借りは人間関係を壊す引き金になる、ということを覚悟したうえで、それでも良いと思うのであれば知り合いや家族にお金を借りてしのぐという方法もあります。そうしなければならないくらい重要な誘いである場合には、有用でしょう。さすがに知り合いからお金を借りるのはちょっと・・・と思うのであれば、カードローンがベターです。金利が高いのでなるべく早く、次の給料日に必ず返すようにすることを推奨しますが、いざというときの資金繰りに向いています。
②幹事になってクレジットカードで立て替える
その場しのぎの方法でしかありませんが、あえて幹事を名乗り出て、飲み会の会計を行うという方法もあります。参加者のお金を集めてまとめて支払う際に、自分のクレジットカードを使えば、その場でお金が無くてもしのぐことができます。また、幹事であれば割引サービスやクーポンなども有効活用できますね。昔はみんなが現金を出しているのに、幹事がクレジットカードを使っているところを見られると印象も悪かったですが、最近ではキャッシュレス決済が普及し始めているので、不自然ではありません。
③低予算で出来ないか提案する
すでに飲み会が組まれているなどのケースでは活用できませんが、お店が決まっていなかったり企画自体を任されたりしている場合には、低予算で企画を進めるという手もあります。仲の良い関係なら、金欠であることを公表したうえで、低予算の飲みにしてもらうよう提案すると良いでしょう。また、1次会を低予算にして、2次会には参加しないというのも一つの手です。1次会に参加することで、付き合いが悪いわけではないことをアピールしつつ、2次会を避けることでお財布にも優しく済みます。2次会は財布に優しくない出費の一つと言われています。一時のノリや空気を読みすぎるあまり、自分の首を絞めないように注意しましょう。
以上、お金がない時の誘いの断り方と、どうしても行きたいときの裏ワザを紹介しました。誘いを断らなくてはならないくらい恒常的な金欠に悩まされている人は、支出を抑えることも大事ですが、収入をアップさせることも大切です。当ブログでは、節約術や副業に関する記事なども多くあげていますので、良かったら合わせてご覧になっていってくださいね!