FP2級試験の最短合格を目指す人のための記事です。
どうも、シャチ公です。私がFP2級に合格したのは2019年のことですが、その時の体験をもとに、最短合格のためのコツとおすすめの参考書について紹介したいと思います。私は以前、学習塾の経営も行っていたので、試験勉強のコツも交えながら、これから受験する皆さんの役に立つように書きたいと思います!
FP2級試験に必要な勉強時間は?
FP試験に合格するための一つの目安として、私の場合は「100時間」と紹介しておきたいと思います。もちろん、人によって個人差はありますし、もっと勉強時間が必要だ!という人もいるかもしれません。あくまで私の実体験をもとに考えるなら、100時間という感じです。FP試験の詳しいことについては過去の記事(「FP2級試験の基本的なポイントと必要な勉強時間は?」)でも書いていますので、ぜひ合わせてご覧になってください。
ファイナンシャルプランナーの資格は、昨今の年金問題や資産運用へのニーズの高まりによって、需要が増えてきています。銀行や不動産業界で働く人は、会社で取らされることもあるようです。しかし、社会人になってからだとなかなか勉強時間を割くのは難しいですよね。私が先ほど挙げた100時間を目安とすると、1日1時間の勉強で約3ヶ月かかる計算です。せっかく時間をかけて勉強したならキッチリと合格したいですよね? そこで、試験勉強のための5つのコツとおすすめの参考書を紹介しますので宜しければ参考にしてみてください。
FP2級試験勉強の5つのコツ
①1周目は全範囲をザックリ学ぶ
ファイナンシャルプランナーの学習に初めて触れるという人は、まずテキストや教科書を使って、全体をザックリ学びましょう。一つ一つの言葉や意味を細かく覚えていく必要はありません。すべてで6つの範囲があるので、それぞれを浅く広く学習するイメージです。
②2周目で得意分野を伸ばしていく
1周目でザックリ学んだら、その中でも自分の得意分野があると思いますので、得意なところから優先的に今度は細かく学習していきましょう。得意分野を伸ばすことで、得点力を付けることができます。合格ラインは6割ですが、得意分野で8割以上得点できれば、ニガテ分野をカバーすることも可能になります。
③ニガテ分野を当日に向け合格ラインへ
得意分野を学習し終えたら、いよいよニガテ分野に突入です。やる気が起きないかもしれませんが、ここは一番重要な部分になります。なるべく多くの時間を割いてニガテ分野を克服し、まずは6割とれるくらいの実力を目指しましょう。ノートに何度も書いたり、単語帳を使って暗記したり、自分に合った勉強法でニガテをつぶしていくのが賢明です。
④ミスした所だけを重点的に反復する
FP試験日の1ヶ月くらい前になったら、いよいよ基礎の学習を終えて、過去問や予想問題に取り組んでいきましょう。問題をやったら必ずやってほしいのが、ミスをしたところを反復して学習することです。ミスノートを作って、過去問をやる度に書き出して覚えましょう。かなり時間のかかる作業ですが、毎年似通った問題が出ますし、ミスをつぶしていくことで得点力アップにつながります。
⑤過去問で実技の計算に慣れておく
FP試験はとにかく問題形式に慣れることが大切です。過去問を繰り返し解くことで、当日の問題形式に焦らず対応することができるでしょう。特に実技は、電卓を用いた計算が必要になる場面が多くなります。同じような問題をできるまで解いて、スムーズに計算できる状態にしておきましょう。
おすすめの参考書
私がFP2級を取得した経験から、おすすめの参考書を今回は3冊紹介します。これからFP2級の取得を目指す人は、ぜひ参考にしてほしいと思います。この3冊をやりこめば、合格ラインに到達できるはずですよ!
・みんなが欲しかった!FPの教科書2級
FP試験のとっかかりとしてまず手に取りたいのが、この「みんなが欲しかった!FPの教科書」です。学校の黒板で学習しているかのような分かりやすさで、基礎を学ぶことができます。初心者でも分かりやすい構成なので、これ1冊やりこめばファイナンシャルプランナーの基礎は完ぺきでしょう。これから学習を始める人は、まずはこの1冊から始めてみてください。
・FP技能士2級精選問題解説集・実技
FP試験といえば、学科と実技に分かれているわけですが、実技の得点をあげるためには実践形式に慣れることが大切です。そのための参考書がこの、精選問題解説集です。上の画像は、FP協会が実施している「資産設計提案業務」の科目ですが、他にも、きんざいが実施している科目の問題解説集も販売されています。特化しているので無駄なく学習をすすめられますし、何より解説が分かりやすいのが魅力の1冊です!
・〇月試験をあてるTAC直前予想FP技能士2級
こちらの参考書は、FP試験の直前にやるのが最適です。毎回の試験問題を的中させている実績もあり、直前の詰込みにも最適といえます。この問題集を、試験の1週間くらい前に全部やって、間違えたところだけを完ぺきにするだけでも、最終チェックに役立つでしょう。ぜひ合格ラインにもう少し!という人はこの参考書を活用して、ラストスパートをかけてください。
こちらも合わせて→FP2級試験の基本的なポイントと必要な勉強時間は?
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