【新築日記】初めての家屋調査、当日の流れと知っておきたいこと

家屋調査の当日の流れと知っておきたいことについてです。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。家を購入してから数ヶ月が経ったつい先日、家屋調査の日を迎えました。新築で家を建てた人の誰もが経験する家屋調査。今回は、初めての家屋調査について書きたいと思います。

 

家屋調査とは?

家屋調査とは、新築の家屋部分の評価額を決めるために行う現地調査のことです。役所から手紙が届き、都合の良い日程を電話することで、家屋調査の日時を決めます。当日は、職員が図面とメジャーを持って家の中を回ることになります。作業は45分~1時間程度で完了するのが普通です。

私の場合、マイホームが建ったのは2019年2月のことで、手紙が届いたのは5月のことでした。時期についてはケースごとに異なるようですが、平日の役所が空いている時間帯で選ぶことになります。職員が家に来るとなると、気構えてしまいそうになりますが、こちらとして準備できることはほぼないので、気楽な気持ちで迎えると良いでしょう。

 

 

家屋調査の当日の流れ

家屋調査当日の流れを、私の経験した通りにまとめてみました。私の市の例なので、地域によっては手順が異なることもあります。

・建物の平面図/建物の立面図を渡す

まず役所の職員の方が来たら、平面図や立面図を渡します。すると、近くの役所や出張所で写しを取ってくるということで、図面を借用して職員は一度家を後にしました。

・固定資産税減額申告書の記入

職員の方が建物の調査を始め出す頃、固定資産税減額申告書を渡されます。この申告書は、固定資産税の減額措置を受けるためのもので、引っ越し日や氏名などを記入して提出します。マイナンバーを記入する欄があり、事前に準備しておいた方がスムーズでした。

・建物内の調査

私のケースでは、職員2人ですべての部屋を周り、レーザー距離計のようなもので採寸を測っていました。渡した図面と違いがないか確認していました。

・減税措置の説明

建物内の調査を終えたら、最後に減税措置の仕組みを説明されて終わりました。私の場合、過去の記事にも書いた通り、今年は土地だけだったので固定資産税は高いですが、来年から3年間減税措置が適用されて、少し安くなるとのことでした。

 

固定資産税の減額措置とは?

固定資産税の減額措置とは、新築後一定期間の固定資産税が減額される制度のことです。一般住宅の場合で、家屋固定資産税額の1/2で3年間適用されます(長期優良住宅の場合は5年間)。この措置が適用されている間は、固定資産税を低く抑えることができますが、4年目以降からは家屋固定資産税が倍になることから、税負担が増えることになります。ただし、家屋の評価額というのは経年で減額されていくので、建築から時間が経てば経つほど税負担は減っていくと考えて良いでしょう。なお、固定資産税の評価替えは3年に1度行われます。

 

 

家屋調査のポイント

私が家屋調査を終えて、感じたポイントは主に以下の通りです。

・2人以上で対応しよう

職員の人は役所の人ですから、決して怪しいことはしないと思いますが、万が一に備えて、調査の間は常にそばについているようにしたいものです。調査の間、固定資産税減額申告書を書くことになりますから、2人以上で対応するのが理想です。役所が対応できるのが平日なので、サラリーマンは休みを取るのが大変ですが、うまく都合を付けられると良いでしょう。

・部屋の掃除をしておこう

家の中が汚くても、測量に困ることはありませんし、職員の人が嫌な顔をすることはありません。ですが、家の中が汚いと不快な思いをさせてしまうこともあるので、礼儀として、部屋の掃除は最低限しておくと良いでしょう。なお、私の場合、トイレの中は見ましたが、押し入れの中は見ませんでした。

・固定資産税で分からない事は聞いておこう

職員の人は、調査の後、固定資産税の概算の税額などを説明してくれるはずです。その際、固定資産税について分からないことがあれば、遠慮なく聞いておきましょう。税金や不動産についての知識は、知らないと損をすることもあります。せっかくの機会ですから、不明点は無くしておきましょう。

 

以上、家屋調査に関する新築日記でした。家屋調査は、新築でマイホームを建てた人が避けられない調査です。こちら側は特段、準備しておくことはないものの、家を綺麗にしておく、分からない点を洗っておくなどして、気楽に家屋調査の日を迎えましょう。当ブログでは、他にも私が家を建てた時のことをまとめた「新築日記」を始めとする多くの記事を書いています。

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