アルバイトでもローンの審査は通る? 気になるポイントを徹底解説

アルバイトでもローンの審査は通るのかについてです。

 

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。アルバイトをしている人の中には、車など高価なものを買ったときに「アルバイトの自分でもローンって下りるのかな?」と心配になったことがある人もいるでしょう。そこで今回は、アルバイトのローン審査について詳しく紹介していこうと思います。審査が下りるかどうか心配な方の参考に少しでもなれば幸いです!

 

アルバイトでもローンの審査は通る?

結論から言うと、アルバイトやパートなど正社員でなくても、ローンの審査が通る場合はあります。バイトであっても安定した収入であると認められ、極端に借り入れの割合が大きくなければ、借りることができるケースもあるのです。アルバイトと一言に言っても、年収や勤続年数、また借りるローンの金額や返済期間などによっても、審査が通るか通らないかが異なってきますので、断言はできませんが、「アルバイトだからといってローンに通らない」という訳ではないことを覚えておきましょう。

住宅ローンもマイカーローンも、アルバイトであっても審査が下りることもあるのです。ただし、カードローンを活用する時に注意したいのが「総量規制」と呼ばれる仕組みです。消費者金融やクレジット会社では、総量規制と呼ばれる仕組みが働いており、各社合計して年収の3分の1までしか貸せないという決まりがあります。なお、銀行のカードローンなどはこの総量規制の対象外となっていますが、ほぼ同様の基準が設けられている傾向にあります。

 

どんなローンが借りられる?

ローンを借りられるかどうかは極めて個別具体的な内容ではありますが、ローンには様々な種類があるのでそれぞれの場合を見ていきましょう。

・カードローン

すでに紹介した通り、カードローンには大きく分けると消費者金融カードローン・クレジットカードローン・銀行カードローンがあります。消費者金融とクレジットカードの場合は総量規制があるものの、金利が比較的高く設定されており、有志のスピードが速いという特徴を持ちます。一方、銀行カードローンは総量規制こそないものの、審査が厳格です。

・マイカーローン

カーローンについては、銀行などのマイカーローンと、ディーラーが提供するマイカーローンがあります。銀行系は金利が安い分、やはり審査が厳しく、ローンが下りるのに時間がかかる傾向にあります。一方、ディーラーや中古車販売店のマイカーローンは金利が高い反面、審査は比較的緩いです。頭金を多めに入れるなどすれば、アルバイトでも十分に審査が通る可能性もあります。

・住宅ローン

住宅ローンはほかのローンに比べると、借りる金額も高くなるために、アルバイトではなかなか融資がおりません。厳しいのを覚悟のうえで、それでも挑戦する場合には、比較的審査が甘いといわれているフラット35を始めとして、何社も申請すると良いでしょう。また、住宅ローンの場合には、親子ローンやペアローンなども使えるので、アルバイトであってもこうした仕組みを活用することで審査が下りやすくなることもあります。

以上、カードローン・マイカーローン・住宅ローンについて紹介しましたが、他にも教育ローン・ブライダルローン・学生ローンなどがあります。いずれも、アルバイトだからダメ!パートだからダメ!といった基準は設けられてないことが多く、様々な要素を勘案して審査されます。

 

ローンの審査で見られるポイント

アルバイト勤務の人がローン審査で見られるポイントは次の通りです。

・年収や勤続年数はどうか

アルバイトであっても安定した収入があれば審査に通りやすくなります。まず見られるのが年収で、当然ながらフルタイムで働いている人ほど有利になります。また、安定性という意味では勤続年数も長い方が有利になり、一つの基準は勤続年数3年以上と言われています。アルバイトを転々としていたり、空白の期間があったりすると不利になることが多いといえます。

・返済能力があるかどうか

一般的な認識として、毎月の返済額は給与の3割以内に抑えるのが理想という考え方があります。これを超えている場合には、返済能力が無いと見なされてしまいます。ここをクリアするには、頭金を入れて借入金額を減らす・返済期間を増やして毎月の返済額を減らす・収入を増やす、などの対策が考えられます。

・他社からの借り入れがないか

当然ながら、他社からたくさんのローンや借金をしている場合には、審査が厳しくなります。返済能力がないと判断されますし、信用性も低くなります。

・過去に滞納をしていないか

過去に滞納をしたり返済を遅延したりした場合、信用情報に傷がついています。いわゆるブラックリストと呼ばれるもので、こうした事実があると審査を通るのが相当厳しくなるといえるでしょう。

 

アルバイトがローンを借りるときの注意点

アルバイトがローンをするときの注意点として、いくつか挙げられます。

・身の回りのお金を見直そう!

ローンの審査を心配するのであれば、できるだけ頭金を多く入れるか一括で購入するのがベストです。そのために、今している無駄遣いがないか、収支のバランスは適切かなど、改めて身の回りのお金をチェックしましょう。ほかに借りているものがあれば、そちらの整理も大切です。

・返済計画をきちんと立てよう!

やみくもにローンを借りる前に、きちんと将来的に返せそうか吟味しましょう。返済計画をきちんと立て、返せる金額や期間をよく検討するようにしたいものです。途中で返すのが厳しくなり、借金を重ねたり、家計が火の車になるのは避けたいですよね。

・虚偽の記載は絶対にNG!

ローンの審査をどうしても通したいからといって、嘘の記載を書くのは絶対にやめましょう。もし見つかれば、今後の信用が無くなるだけでなく、不正に融資を受けるのは詐欺にもなりかねないことです。

 

以上、アルバイトがローンをするときの注意点について紹介しました。アルバイトだからといって審査が絶対通らないという訳ではないものの、正社員に比べると社会的信用は低く、難しいのが現状です。少しでも審査に通りやすくするために、今回紹介したポイントを押さえたうえで自己のお金を見つめなおしましょう。また、当ブログでは他にもお金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ参考にしてみてくださいね!

【具体例】複数のローンがある場合、どれから返せば良い?

住宅ローン審査はどこを見られる? 審査項目と対策法

1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です