主婦の副業におすすめの「公募」についてです。
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。家計の収入を少しでも上げようと、副業をしている人も多い時代になりました。今回はそんな副業の中からちょっと特殊な「公募」を紹介したいと思います。懸賞のような側面を持ちつつ、スキルやアイデアがあれば賞金を狙いやすい公募。その概要と始め方について紹介していきたいと思います。
公募とは?
公募とは、団体や企業、自治体などが募集するコンテストのことです。作品やアイデアが採用されたり入賞されたりすると賞金や景品がもらえることが多く、主婦の副業としても人気が高い懸賞の一つです。ただの懸賞と違うのは、当選するために「スキル」が必要になることです。プロへの登竜門となっているコンテストもあり、レベルが高い公募も数多くあります。一方、スキルが必要となるために誰でも応募できるという訳ではなく、応募倍率が下がるのが魅力です。趣味として取り組む人がいる一方で、これら賞金を副収入にしようと副業として取り組む人も多いです。
よくある公募のジャンル
「公募」と一言でいっても、そのジャンルは様々あります。そこで今回は、特によく募集されている定番のジャンルを紹介します。自分に合ったものが見つかればチャンスですよ。
・キャッチコピー/川柳/標語/ネーミング
短い文を作成する公募は実にたくさんあります。自治体や企業などが、キャッチコピーや標語、ネーミングなどを募集するケースが多く、絶えず何かしら募集しているイメージがあります。長い文章は書けないという人でも、パッと思い付きで書くことができるのが魅力ですね。わずか1分で考えたようなふと思いついた川柳を応募してみたら賞金がもらえた!なんてこともあるので、アイデアが思いつけば応募してみる価値はあると思います。
・エッセイ/小説/シナリオ
文章系の中でも、少し長めになるのがエッセイや小説です。これらの公募も比較的多く、文章を書くのが得意な人がたくさん応募してくる分野です。川柳や標語などに比べると応募倍率は下がりますが、力量のある人も多くなってきます。普段から文章を書くのが趣味、という方は応募してみて自分の力量を試してみるのも良いですね。
・キャラクターデザイン/ロゴ
簡単なイラスト系の公募も多く見かけます。多いのは、ゆるキャラなどのキャラクターデザイン系と、新しく始まる企画のロゴやシンボルなどです。イラスト系の公募は、倍率が比較的低いものが多いので、簡単なイラストが得意な人は挑戦してみると良いかも知れません。
・写真/動画
写真や動画は、テーマが指定されるものから自由題のものまで様々です。1枚の写真であったり、映画のような映像作品であったり、幅広いジャンルがあります。最近ではスマホでも十分にきれいな写真が撮れますから、趣味として始めるハードルも下がっては来ています。普段から撮影することが好きな人には向いていると言えるでしょう。
・料理コンテスト
少し特殊なもので言うと、料理コンテストがあります。食品会社が主催することが多く「チョコレートを使った料理」など、材料の指定があってアイデアを募集するものも多いです。料理好きの人にとっては楽しみながら賞金を狙えるのでおすすめです。
そのほか、芸術センスが問われる音楽系やデザイン系の公募や、アイデアや企画などを練って応募する公募など種類はたくさんあります。自分が得意と思う適したジャンルを見つけて、情報収集をしたうえで応募してみると良いでしょう。
公募のメリット
公募のメリットととして、大きく3つ挙げられます。
・自宅での趣味になる
公募の魅力は、何といっても「趣味」と併用できる点です。文章やイラストなど、普段から得意とすることを武器にして応募するわけなので、趣味の力試しにもなります。もし入賞すれば賞金なども手にできますし、自信にもつながるのでオススメです。
・スキルを磨ける
公募に挑戦するために、様々なジャンルに挑戦してみることは自身のスキルを高めるのに役立ちます。短めの文章を書いたりポップなイラストを描いたり、自分の思ってた以上の作品が出来れば得意の幅も広がります。いずれの公募も「アイデア」が肝心なので、必死に考える過程は脳の活性化にも良さそうですね。
・節約にもつながる
入選すれば賞金や景品がもらえることが多い公募。図書カードのように粗品程度の公募もあれば、数十万円の賞金など、それだけで副業として成立するようなものもあります。「懸賞」よりもスキルが必要になる分、倍率が低いので、公募で生活している主婦の方も多くいます。中には賞金が良いのに倍率が低いような穴場の公募もあるので、ぜひ色々探してチャレンジしてみましょう。
公募のデメリット
一方で、公募のデメリットを挙げるとするならば大きく2つあります。
・当選しないとコスパは悪い
趣味としてやるのであれば良いですが、副業として捉えるなら、コスパが悪いものもあります。たとえば、小説を書くような公募では、作成に数十時間かかることも珍しくなく、もし入選しなければそこまでの労力は水の泡となってしまいます。また、応募するためのはがきもコストとしてかかります。副業として取り組むなら、時間のかからないものを中心に応募するのが無難です。
・当選しないと悲しくなる
実力試しとして公募に応募した場合、当選しないと残念な気持ちになります。何度も経験していく内にへこんでしまい、自信を失ってしまうこともあるでしょう。しかし、公募を何度もチャレンジして徐々にスキルが上達していくといったケースも多いので、めげずにコツコツと応募していきましょう。
今すぐ始める!公募生活の流れ
公募生活を始めてみたい!公募を副業にしてみたい!と早速考えた方は、以下の流れに沿って公募生活を始めてみましょう。
1、情報収集をする
ネットや雑誌を使って、公募の情報を収集することから始めます。得意なジャンルのものや自分にチャレンジできそうなものなどをチェックしていきましょう。この際注意したいのは「〆切」です。〆切までに応募できそうか必ず確認しておきましょう。
2、作品を制作する
応募条件に沿った作品を制作していきます。小説やエッセイなどは時間がかかるので、〆切から逆算して間に合うように制作を進めます。アイデア系はふとした時に思い浮かぶことがあるので、思いついたらメモする習慣を付けると良いですよ。
3、応募する
作品が完成したら最後は応募です。ハガキで応募するものから、ネットで応募完了できるものまで様々あります。いずれも必ず応募のルールをよく読んで遵守しましょう。せっかく制作したのにルールが守れておらず落選、なんてことにならないように気を付けたいですね。
以上がおおまかな公募の流れです。早速始めてみたい!と思った方は、情報収集から始めましょう。ネットにもたくさんサイトがありますが、オススメは「公募ガイド」という情報誌です。毎月刊行されていて、公募の情報が盛りだくさんに掲載されています。倍率も表示されているものがあるので、とても便利な一冊です。
以上、主婦にオススメの「公募」について解説しました。副業として公募一本で生活するには、さすがに相当の力量が必要ですが、趣味の傍らで行うにはとても良いものだと思います。公募について知らなかったという人も、今から簡単に始められるのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
当ブログでは、ファイナンシャルプランナーであるシャチ公が、副業ネタやお金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね!
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