サシ飲みが自己啓発になる?
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。普段はお金の記事を多く書いている当ブログですが、今回は私の持論記事です。突然ですが、皆さんはサシ飲みをしたことがありますか。男同士で仕事の愚痴を言うようなサシ飲みや、まだ友達関係の男女でのサシ飲み、恋バナメインの女性同士でのサシ飲みなど、様々なシチュエーションがあると思います。そんなサシ飲みを私はよく友達とするのですが、私は「自己啓発」だと思っています。その理由やサシ飲みのメリットについて、私なりの意見を書いていきたいと思います。
サシ飲みとは?
そもそもサシ飲みとは、「二人で飲むこと」を言います。サシとは「差し向かう」が略された言葉で、二人で向かい合うことを指します。飲みというと、みんなでワイワイと行うイメージが強いですが、しっぽりと二人で飲むのも良いものですよね。男同士でも女性同士でも、はたまた男女間でもサシ飲みは楽しいものです。お酒を飲みながらゆっくり話すことができる機会です。
ただ、サシ飲みを楽しいと思うかどうかは価値観ですね。大人数でワイワイやる方が好きという人もいますし、サシだと何を話したら良いか分からないという人もいます。確かに、そこまで仲良くない人と行っても緊張してしまうかも知れません。私の場合も、それなりに仲良くなった人とサシ飲みをする場合が多いです。そんな私がサシ飲みを好きな理由について紹介していきたいと思います。
サシ飲みのメリット
私がサシ飲みを好きな理由は、大きく3つのメリットがあるからです。
・相手とより深い話ができる
サシ飲みの魅力は、何といっても腹を割って話せるところにあります。深い関係にならないとサシ飲みできない!と思ってしまうかも知れませんが、サシ飲みをすることでより深い関係になれることもあります。大人数の時なら話せないような大事な内容や相談も話すことができますからね。じっくりと時間をかけて向き合うことで、お互いのことが深く分かるようになるのは楽しいです。
・目の前の会話に集中できる
二人で話すことになるため集中できるのも魅力です。外野がいないので、大人数のノリで話を流されたり、周りの目を気にして発言を控えたりと、細かく周りを意識する必要がありません。その分、どちらかのノリが悪かったり無言が気になったりすることもあるかもしれませんが。どんな話をしてもそれに向きあって応える必要があるので、相談や真剣な話もしやすいです。
・コスパが良い
大人数の飲みとサシ飲みに同じ値段がかかるのだとしたら、私は断然、サシ飲みの方がコスパが良いと考えます。大人数の飲み会では、自分はただその空間にいるだけなんてこともありますし、ノリや空気重視で生産的な会話があまりできないことが多いためです。サシ飲みなら、相手のことも深く分かり、自分のこともよく聞いてもらえるので、同じコストでも充実していると感じます。もちろん価値観の域を出ませんから、人によって考えが違っても良いとは思いますが。
サシ飲みが自己啓発になる?
そもそも「自己啓発」とは、自己の知識を深めてより良くなるために努力をしていくことを言います。書店に行くと、自己啓発本というジャンルがありますが、いずれも自身の生き方や考え方に対して何らかのプラスの価値を得られるものが多いですよね。自己啓発は、自己の成長につながるものなのです。
私は月に1~2回ほどサシ飲みをする機会があるのですが、サシ飲みから帰ってきていつも感じることがあります。それは、サシ飲みが自己啓発になるのではないかということです。サシ飲みをすると、相手に刺激を受けて、自分のやる気が出て「頑張ろう」と思えます。また、「こういう価値観や考え方もあるのか」とまるで本を読んだ気持ちになることもあります。さらには、相談を受けてもらうことで自分の考えを磨くことができ、自己成長につながることもあります。総じて、サシ飲みをして帰ってきたら、ふと自分のメンタル面に何らかのプラスの変化があることが多いのです。
当然ながら、相手の深刻な悩みを一緒に抱えてしまうケースや、ケンカの和解のために会ったのに悪化してしまうケースのように、マイナスになって帰ってくることもあるでしょう。ただ、ポジティブに考えるのであれば、そのようなケースでも、自分の成長という意味では価値のあることです。誰かと向き合い、話し、考える。こういうことは、自己啓発につながる大事なことだと思うのです。
学生時代の趣味は「サシ飲み」
私は実は、大学時代に最も多くサシ飲みをしていました。サークルに所属していたのでその仲間とともに、よくサシ飲みをしていました。グループで飲むよりも多い頻度だったと思います。というのも、当時の私は結構大きな悩みを抱えており、それをサシで相談したり打ち明けたりすることを必要としていました。サシ飲みをしたことで、自分のことをより深く知ってもらえる機会にもなりましたし、そういう話をすることでより仲良くなれる人も出てきました。そこで仲良くなった友人たちは、社会人になった今でも時々会ってサシ飲みをする仲で、貴重な理解者です。
私は就活の時、エントリーシートや履歴書の趣味の欄に、必ずと言って良いほど「サシ飲み」と書いていました。ほかに趣味が無かったから、というのもあるのですが、サシ飲みは自己成長につながる大事なことで当時の自分の根幹をなす重要なことだと認識していたためです。「飲み」というフレーズから敬遠される可能性もあるとは考えましたが、「趣味に書いてあるサシ飲みってどういうこと?」と聞かれた時に、きちんとその持論を答えることが出来たら何も問題ないだろう、と考えていました。
後輩にこそ学ぶことが多い
サシ飲みについて、もう一つ持論を展開するのだとすれば、後輩にこそ学ぶことが多いという点です。私は同期と飲むことも多いですが、後輩ともよくつるみます。逆に、先輩とはあまり交流がなく、仲の良い年上の人は数えるほどしかいません。先輩と一緒だと緊張するし、気を使わなくてはならないのが億劫、ということもありますが。後輩とサシ飲みをする方が、得られるものが大きいといつも感じています。
先輩は年上なんだから自分よりすごいのは当然。むしろ年下の後輩が自分よりも頑張っていて結果を出していると、素直にすごいと思えるし、自分も頑張ろうと思える。そんな少し卑屈にも見える考えをしている自分がいます。それでもやっぱり、後輩の意見や価値観はとても刺激になるし、自己啓発という面では優れていると感じます。
サシ飲みはコスパ最強の自己啓発
さて、ここまで紹介してきた通り、私は「サシ飲みはコスパ最強の自己啓発」だと認識しています。どんな形であれ、対面して話をし、考えるということは、自分の成長につながる行為だと思います。自分の生き方や考え方にマッチしているだけのことで、そんなことはない!と思われる方もたくさんいるのだと思いますが、サシ飲みは私の最大の趣味なのです。今回この記事を書いたことで、なるほど!と思ってくれる方や、私もだ!と言ってくれる方がいたら嬉しいです。
以上、今回は「サシ飲み」をテーマに書いてみました。かなり自分目線での書き方になってしまいましたが、まぁブログですからたまには良いですよねw 当ブログでは普段はファイナンシャルプランナーである私が、お金にまつわる記事を書いています。ぜひお時間があれば見ていっていただけると嬉しいです。