資産が目減り!?インフレリスクに備える資産運用5選!

インフレに強い資産運用を紹介します。

 

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。突然ですが、今100円で買えるお菓子が、将来いくらで買えるかなんてことは誰にも予想ができません。消費増税によって値上がりすることもありますが、インフレによって物価上昇が起こる可能性もあります。インフレに備えるためには、どうしたら良いでしょうか。そこで今回は、インフレ対策として、インフレに強い資産運用を5つ紹介します。

 

インフレとは?

インフレーションことインフレとは、一言でいうと、物価が上がることを意味します。言い換えるのであれば、お金の価値が下がることです。インフレが起きると経済には、良くも悪くも様々な影響があります。最も身近な例でいうのであれば、インフレによって私たちが保有するお金がいとも簡単にその価値を失ってしまう可能性があります。

たとえば、いま100万円を銀行に預けたとします。100万円といえば、軽自動車が買えるくらいの大金ですよね。しかし、10年後にインフレになったとします。すると、みるみるお金の価値が暴落し、100万円あってもテレビ1台しか買えなくなっている、なんてことが想定されます。極端な例ですが、物価が上がりお金の価値が下がるというのはそういうことです。

ここで考えたいのは、「インフレリスク」に備えないとせっかく保有している資産が目減りする可能性があるということです。もしかしたら、銀行へお金を預けることを安心と考えている方もいるかもしれませんが、この例を見ると分かるように、銀行預金ではインフレリスクに対応できません。100万円のお金は確かに変わらず死守できるかもしれません。しかし、その100万円の価値が変わらないという保証はどこにもないのです。これがインフレの恐ろしいところです。インフレに備えてできる対策は、銀行預金にすべてを託すのではなく、「インフレに強い資産運用」をすることです。インフレに強い資産運用にはどのようなものがあるでしょうか。

 

インフレに強い資産運用5選

インフレ対策として有用なのは、日本円だけでなく、別のものとして保有しておくことです。価値ある別のものに資産を替えておくことで、万が一のインフレに備えることができます。インフレに強い資産運用として5つ紹介します。

 

1、個人向け国債(10年満期)

個人向け国債とは、国が発行している債券のことです。個人向け国債には、3年・5年・10年の3種類がありますが、中でも10年満期のものは「変動金利」が適用されており、インフレリスクに強いということができます。インフレが発生すると金利も上昇する傾向があり、変動金利の10年満期の個人向け国債はその恩恵を受けることができるのです。通常時でも銀行預金として預けておくよりもリターンが期待でき、かつ株式投資などのようなリスクもほぼないので、投資初心者の方には特におすすめといえます。

 

2、金(ゴールド)

お金ではなく価値があるものの代表といえるのが、貴金属です。その中でも長い間、確固たる価値を誇っているのが、金(ゴールド)です。お金の一部をこうした実物資産に替えておくことで、インフレリスクに備えることができます。実物資産自体の価値の変動リスクがあり、配当や利息のような価値が付くことはありませんが、現金を金に代えて保管している人も少なくありません。仮に日本円の価値がゼロになっても、金を持っていれば世界で通用しますからね。純金積立なら、毎月コツコツと金を積み立てることができるので初心者でもおすすめです。

 

3、外貨預金/FX

日本円の価値が変動するリスクに備えて、海外のお金を持っておくというのもインフレ対策になります。円の価値が下がれば、相対的に外貨は上がることになるため、賢いインフレ対策といえるでしょう。外貨預金なら、大きなリスクを背負うことなく外貨を貯めていくことが可能です。また、FXはリスクが高いイメージがありますが、使い方次第ではリスクをかなり低く抑えつつ、スワップという金利差による配当を得ることができます。いずれにしても、インフレ対策として、外貨に目を向けてみるのも重要といえるでしょう。

 

4、不動産投資

インフレに備えて実物資産に替えておくという点では、不動産も選択肢に挙がります。貨幣の価値が下がれば相対的に不動産は上がる傾向にあるため、インフレ対策といえるでしょう。不動産投資というとまとまったお金が必要なイメージがありますし、空室リスクなどの懸念もゼロではありません。いきなり不動産投資は・・・という方は、J-REIT(Jリート)と呼ばれる不動産投資信託もおすすめです。投資信託と同様の感覚で、不動産に投資することができ、少ない金額から始められるのが利点です。

 

5、株式投資

インフレによって、資産を保有する企業の業績は上昇することが予想されるため、株式投資もおすすめといえます。株式投資は優秀なインフレヘッジとして知られるため、インフレに備えるのであれば保有しておいても良いと言えるでしょう。もちろん、株価変動による損失もリスクとしてはありますが、配当や株主優待も期待できます。初心者の方はまず、株を取引できる口座を作って始めると良いでしょう。

 

 

将来に備えて銀行預金以外の投資を始めよう!

このように、日本円以外の資産を持つことが「インフレ」に備えることができる方法です。日本人は、戦時中の貯蓄精神が根強く残っており、いまだに銀行預金しか資産がない人が多くいます。しかしそれでは、万が一にも日本円の価値が大きく下落した時に備えることができません。日本は借金大国といわれていますし、日本円の価値は絶対ではありません。将来に備えて、銀行預金以外の資産運用もぜひ検討してみましょう。

以上、インフレリスクに備えられる資産運用5選を紹介しました。いずれもインフレに強い資産運用なので、日本円しか資産が無い!という方は、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。当ブログでは、他にもお金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ併せてご覧になっていってくださいね。

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