【シャチ公流】少額投資での有望株の選び方

シャチ公流の有望株の選び方について紹介します!

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。前回の記事では、少額投資の基本について紹介しましたが、今回は有望株の選び方について、私流のやり方を紹介したいと思います。なお、あくまで今回紹介する有望株の選び方は、私独自のやり方です。これを実践することで確実に利益を得られるわけでもなければ、大物トレーダーの考え方と異なることもあります。私はこれで少しずつ利益を得ることができていますが、マネする場合にはあくまで自己責任でお願いします。

 

 

有望株の選び方

賢い株取引をする際には、銘柄選びがとても重要なポイントです。ただやみくもに購入すればよいわけでなく、自分なりの水準を設けることが大切です。私が実践している有望株の選び方について今回は5つのポイントを紹介します。

 

①売上高に対する営業利益が10%

成長性のある株を探す上で、売上高の高さは当然必要になる一つの指標です。加えてチェックしたいのが、売上高に対する営業利益の割合です。営業利益とは、売上高から経費を差し引いたもので、本来の業務によって得ることができた利益のことを言います。売上高に対して営業利益が高いと、稼ぐ力(収益性)があると判断できます。売上高が高くても営業利益が低い企業も多くあるので、この点をチェックすることは大切です。売上高に対して営業利益が1割、つまり10%あれば稼ぐ力がかなりあるということができるでしょう。同時に、毎年営業利益が上がっているかどうかを見ることで、成長株(グロース株)を見つけることもできます。

 

②配当+優待で、利回り3%以上

株を購入する人の多くが気にするのが、利回りです。利回りとは、株価に対しての配当と優待の金額の割合を指し、これが3%以上あれば購入に値すると私は考えています。3%というと、たとえば10万円の株に対して年間3000円がもらえる計算です。マネー誌やトレーダーの中には、もっと多くの利回りを狙うべきという人もいますが、3%以上あればとりあえず及第点と言えるでしょう。ただし注意したいのは、株価が極端に下がると利回りも上がるということです。不祥事などで株価が低すぎる場合でも利回りは向上するので、そういった株を掴まないように注意しましょう。

 

③PER30倍以下、PBR1倍前後

株を購入するなら押さえておきたいのが、PERとPBRです。PERとは、株価収益率のことで、稼ぐ力に対する株価の倍率を表します。1株当たりの利益が200円だとして、株価が4000円だとすると、PERは20倍ということになります。PERは株価が安くなるほど下がることになり、PERが低い銘柄は割安であると判断できます。一方、PBRとは、株価純資産倍率のことで、会社が保有する純資産に対する株価の倍率を表します。1株当たりの純資産が2000円だとして、株価が4000円だとすると、PBRは2倍ということになります。PBRは会社が解散したときに、純資産で株主にどれだけカバーできるかを表し、PBRが1倍未満だと株が売られすぎと判断できます。

このPERとPBRは、業種などによっても水準が異なりますが、一つの目安としては、PERが30倍以下、PBRが1倍前後、の株を購入するようにしています。これら二つの指標を考えることで、割安の株(バリュー株)を選ぶことにつながります。

 

 

④底をついたタイミング

株を買う際には、銘柄選びも重要ですが、買うタイミングもとても重要です。私なりのやり方ですが、まず気になっている銘柄の株のチャートを観察します。これまでの価格変動を見ながら、底をついてきたというタイミングで購入するのです。たとえば、株主優待のある株では優待月の前では極端に値上がりすることがあります。こうしたタイミングで高値掴みするのを防ぐために、欲しい株があっても低くなってきたタイミングを狙います。ただし、不祥事や業績悪化などによって価格が下がってきているケースもあるので、そこは見極めなくてはなりません。優待月の直後や相場全体が下がっているときなどは買い時といえるでしょう。

 

⑤落ちても後悔しない銘柄選び

少額で株を取引する場合、ある程度は中長期的に保有することを前提としています。中長期で保有することによって、配当や株主優待を得ることができますし、長い目で見て成長する企業に投資すれば値上がり益も狙うことができるためです。そのためには、一時の値下がりに動揺しない握力を鍛えることが大切です。私の場合、丸亀製麺が好きなので、運営会社であるトリドールの株を保有しています。購入時よりも価格が下落してしまうこともありますが、そんな時でも丸亀製麺を応援する気持ちで手放すことはありません。株の価格変動に一喜一憂せず、仮に落ちた時でも自分の選択は間違っていなかったという後悔しない銘柄選びをすることが大切です。

 

賢い株取引には水準を設定すること!

賢い株取引をするためには、自分なりの水準やラインを設定することが大切です。いくら欲しい株といっても値下がりしてしまっては本末転倒ですし、知名度だけで購入するのは危険です。そこで、このラインに到達すれば買う!など自分なりの水準を持っておくことが大切といえます。ここで紹介したのは私流の5つのポイントですが、他にもプロのトレーダーなどは、ほかにも時価総額配当性向などにも意識を向けているはずです。自分なりの水準を設定して、賢い株取引に活かしましょう!

1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です