コインランドリー経営はデメリットだらけ?オススメしない5つの理由

コインランドリー経営のデメリットについて解説します。

 

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。副業や個人事業などで、さまざまな店舗経営行う人も多いですが、コインランドリー経営も人気のビジネスの一つです。しかし実は、甘い言葉に誘われて安直に手を出すとさまざまなデメリットに直面する可能性があります。そこで今回は、コインランドリー経営に興味を持っている人向けに、デメリットや注意点を紹介します。

 

コインランドリー経営とは?

コインランドリー経営とは、文字通り、コインランドリーの店舗を経営することを指します。街を歩けば必ず出くわすような、洗濯機がいくつも置いてある施設ですね。一人暮らしや女性の社会進出などを背景に、自宅に洗濯機を持たない人家事の時間がない人が増えてきており、コインランドリーのニーズは今後も高まっていくと考えられています。駐車場経営や貸し倉庫などと並んで、副業や土地活用の一つとして人気が高いのも特徴的です。コインランドリー経営には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

 

コインランドリー経営のメリット

コインランドリー経営のメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

軌道に乗れば安定収入が見込める

コインランドリーはひとたびお客様を取り込むことが出来れば、それ以後は特に宣伝をしなくても安定的に収入が見込めるとされています。また、粗利率が高いのも大きな魅力。粗利率とは、売上に対する利益の割合のことで、コインランドリーは人件費がかからず、コストも水道光熱費やテナント代くらいなので、売上を上げれば上げるほど儲かるといえます。

初心者でも始めやすい

コインランドリーは、特別な手入れや管理が必要なく、初心者でも参入しやすい事業といえます。店舗はほとんど無人ですし、洗濯機や乾燥機を置いてあとは勝手にお客様が来て利用をするだけなので、特別な経営ノウハウは必要ありません。

ニーズがあれば狭小地や変形地でもできる

コインランドリー経営で重要となるのは、その地域にニーズがあるかどうかです。近くに団地やマンションがあり、洗濯のニーズがあるのであれば、駅の近くや土地の形に関わらず利益が狙えます。駐車場やトランクルームなどはある程度の土地が必要になりますから、その点でコインランドリーは柔軟性が高いといえます。

 

コインランドリー経営のデメリット

コインランドリー経営は一見すると魅力の多いビジネスに見えますが、実はデメリットもいくつかあります。今回の本題であるコインランドリー経営のデメリットについて5つ紹介します。

①初期費用が莫大にかかる

一般的なサイズのコインランドリーを経営しようと思ったら、業務用の洗濯機や乾燥機などを中心に、だいたい1000万円近く必要になると言われています。初期の内はお客様も集まりにくいですし、なかなか売り上げが上がらないと初期費用をバックすることが難しいこともあります。

②維持費が大きな負担になる

無人で経営でき、特別な手入れは確かに必要ありませんが、毎月維持費がかかってきます。24時間経営のコインランドリーなら、絶えず電気代と水道代が発生することになり、意外にも少なくない負担になります。高回転すれば良いですが、人気がない店舗だと維持費で赤字になるケースも珍しくありません。

③競合店による影響が大きい

コインランドリーを経営するにあたっては、場所選びが重要になりますが、仮に売上の安定する場所で経営していたとしても、突然競合店が近くに出店して売上が激減する、なんてこともあります。人が多く住む地域は激戦区ですし、価格競争にさらされるリスクもあります。

④防犯上のトラブルなどリスクがある

無人経営であるがゆえのトラブルもあります。たとえば、両替機などの盗難や、洗濯機などの破壊、若者のたまり場になる、などです。保険に入っておくことはもちろんですが、そうしたリスクに即座に対応できるようにしておくことが大事になります。

⑤勧誘後のサポートが不親切なこともある

コインランドリー経営を提案してくる営業の人は、洗濯機などの機器を販売するのが目的です。言葉巧みに、コインランドリー開業後の利益などを解説してくるでしょうが、開業後のサポートは彼らにとってどうでも良いこと。うまい話は疑ってかかるようにし、すべてを鵜呑みにしないようにしましょう。

 

以上、コインランドリー経営のデメリットを中心に解説しました。初期費用がかかるビジネスですから、参入する際にはよく検討するようにしましょう。当ブログでは、他にもビジネスに関する記事や、お金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ併せてご覧になっていってくださいね!

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