情報商材ビジネスの特徴について解説します。
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。「情報商材」と聞くと、詐欺というイメージを持っている人もいるでしょう。確かに悪い印象を持つ人も多い中で、実際に副業として情報商材を販売している人もいます。そこで今回は、情報商材ビジネスをテーマに、詐欺のイメージを持つ人が多い理由と、メリットやデメリット、また販売の仕方について詳しく紹介します。
情報商材ビジネスとは?
情報商材とは、簡単に言えば、主にインターネットを通して価値のある情報を提供する商品のことです。PDF形式や音声データ形式などで販売されることが多く、ノウハウや専門的な知識を提供するものが多くあります。電子書籍などに比べると特定少数にやや高価で販売されるのが普通で、情報商材を副業として稼いでいる人も一定数いるといわれています。ダイエットや人間関係などの悩みを解決するものや、株や競馬などの成功するコツを教えるものなど、実に多彩なジャンルがあります。
情報商材は詐欺?
情報商材には詐欺というイメージを持つ人も多いですが、決してそのすべてが詐欺という訳ではありません。中には、子供のためを思って足が速くなるコツを情報商材として販売している人もいますし、資格を活かしてより分かりやすく解説している教材を販売している人もいます。その一方で、誰でも知っているようなことが書かれた情報商材や、ほとんど価値のない内容だけの情報商材など悪質なものもたくさん存在します。
特に「稼げる系」の情報商材は、そのほぼすべてが詐欺だといっても過言ではないでしょう。なぜなら、普通は絶対に稼げる情報を持っているならば、稼げる情報を他人に提供してお金を稼ぐよりも、それで自分が稼いだ方が効率が良いはずだからです。このことから、「絶対に稼げる」「誰でも簡単に」といった類の、稼げる系の情報商材はかなり怪しいといえるのです。これから副業を始める人は、できるだけこうした怪しいジャンルを選ばないようにすることをオススメします。
情報商材ビジネスのメリット
情報商材ビジネスのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
・利益率が高く、大きく稼げる可能性がある
情報商材は原価やコストがほとんどかからず、かかるのは自身の手間と集客にかかるコストくらいです。したがって、売上に対する利益率が大きいのが魅力といえます。大量に販売できるようになれば、売れた分だけ大きな利益が期待できます。
・信頼を得られれば継続的に稼げる
情報商材は、一度売って信頼を得られれば、口コミで拡散してもらえるようになるかも知れませんし、次に商材を売った時にまた買ってもらえるようになる可能性もあります。不労所得にもなりますし、継続的かつ安定的な収益になる可能性もあります。
情報商材ビジネスのデメリット
副業として魅力的な面もある一方で、情報商材ビジネスにはデメリットもあります。
・集客が難しく、コンセプトが悪いと売れない
情報商材ビジネスはうまくいけば大きな利益が期待できますが、なかなか簡単には売れないのが最大のデメリットです。売るためのルートを作るのが難しいですし、そもそもコンセプトやテーマが悪ければ誰も買おうとは思わないでしょう。自分しか経験したことのないことを書くなど、売れるための工夫が求められます。
・情報商材へのイメージが悪く警戒される
最初も触れましたが、情報商材は詐欺というイメージが定着しており、そもそも警戒する人が多くいます。コンセプトが工夫されていたり、SNSで既に人気を集めているなど、信頼を集めなければ売り上げにつながらないことが多く、一筋縄ではいかないのが課題と言えます。
情報商材ビジネスの始め方
これから情報商材ビジネスを始める場合、どうすれば良いのでしょうか。情報商材ビジネスを始めようと思い立ってから実際に販売するまでの手順を簡単に説明します。
1、テーマを決める
情報商材ビジネスを始めるにあたって大事なのは、テーマやコンセプト決めです。誰でも提供できるような情報商材では差別化が図れていませんし、ニーズがないものでは売上につながりません。自分の経験や体験を活かした情報商材のテーマを見つけられるかがカギになるでしょう。市場調査などをしたうえで、テーマを絞っていきましょう。
2、情報商材を作成する
テーマが決まったら、いよいよ商品の作成に取り掛かります。まず考えたいのは、どのような媒体で提供するかどうかです。メールマガジンなのか、DVD形式なのか、noteなどのツールを使うのか、売りやすく自分のテーマに合ったものが良いでしょう。時間がかかっても受け手が満足するような情報商材を作ることが信頼につながります。
3、宣伝と集客をして販売する
情報商材が完成したら、宣伝と集客をして販売につなげます。ツイッターなどのSNSを駆使するのも一つですし、情報商材のASPを活用して多くの人に宣伝してもらうのも一つです。タイトルやテーマが魅力的であることはもちろんですが、少しでも多くの人の目に留まることが販売につなげるポイントと言えます。
以上、情報商材ビジネスの特徴や始め方について紹介しました。情報商材は詐欺のイメージが強いですが、ごく一部で正しく副業として行っている人もいるので、差別化できそうな場合は副業として始めてみるのも良いかも知れませんね。当ブログでは、他にも副業を始めとするお金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ併せてご覧になっていってくださいね!