株が下落した時の対処法とメンタルを保つポイント

株が下落した時の対処法とメンタルを保つポイントを紹介します。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。株などの投資や競馬などのギャンブルをしていて、負けている時ってとても辛いものですよね。たいていは、その苦しさにマヒして冷静な判断が出来ず、さらなる損失を生んでしまうもの。こうした損失を避けるためにはどうしたら良いでしょうか。そこで今回は、株が下落した時の対処法とメンタルを保つためのポイントについて紹介します。

 

株が暴落した時の行動が大切

自分の買った株が、予想に反して暴落した場合、誰もがマイナスな気持ちになるものです。「また予想が外れた」と諦めモードになったり、悔しい気持ちや悲しい気持ちになる人も多いことでしょう。しかし、株が暴落した時の行動こそ、利益を出せる人と出せない人の違いでもあります。一時の株の下落に動揺して損切りしてしまい、後から急上昇した、なんて経験はありませんか。損切りは、確かに根拠や理由があって行えば有用ですし、株で稼いでいる人の多くは損切りが得意だったりします。しかし、ただ下落したからといってやみくもに損切りするのは賢いとはいえません。

株が暴落した時でも冷静に対処するための「メンタルマネジメント」はとても大切です。メンタルマネジメントとは、自身の精神面をコントロールするスキルのことです。心を鍛えることによって、株が下落した時でも冷静に対応することができるようになります。性格的な面も往々にしてありますが、株の取引を何度か経験していく内に自然と身についていくものでもあります。しかし、それでもメンタルが保てないような人は「取引ルール」を確立することで、対処していきましょう。

 

 

取引ルールを確立して株の下落にも冷静に

株の価格が乱高下した時に、冷静に対応するために、自分なりの取引ルールを確立すると良いでしょう。人間には心がありますが、ロボットには心がありません。その心が原因で、株が暴落すると不安になってしまうわけですから、いっそ心のないロボットになってしまえば良いのです。ロボットのように、事前に決めたルールに則って対応すれば良いわけです。何%下がったら損切りをする、何%上昇するまではホールドし続ける、など自分なりのルールを作り、感情に左右されずに遂行することが大切です。

そして、株の価格変動に一喜一憂しないためには、そもそも銘柄選びの段階からきちんと行う必要があります。自分が自信を持って選定した銘柄選びを行えば、仮に一時的に価格が暴落しても、後悔しないためです。予め中長期的な上昇を期待して購入したのであれば、一時の下落に振り回されることなく、どしっと構えることができますもんね。そのためには、適当に株を買うのではなく、根拠を持って自分が後悔しない銘柄選びを心がけましょう。

 

株が下落した時にメンタルを保つコツ

株が下落した場合に備えて、取引ルールを作るなどでメンタルを鍛えることはとても大切です。それ以外でも、メンタルを保つためのコツとして3つ紹介します。

・無くなっても良い余剰資金で投資する

そもそも大前提として、株は余剰資金で行うようにしましょう。生活費などを入れてしまうと、下落した時に焦ってしまい冷静な判断をすることができなくなります。無くなっても良い、と言ったら語弊がありますが、ゼロになるリスクもあるんだと覚悟したうえで、資金に余裕を持って取引しましょう。

・周りと比べないで自分を信じる

株を取引している人の中には、過剰に周りと比べてしまう性格の人がいます。周りと比べて自分が良いときは優越感に浸れますが、自分が悪い時はどうしてもマイナスな気持ちになります。「他の人はみんな儲かってるのに自分だけ」とか「自分のルールは間違っているのでは」とか、不安な気持ちになってしまいますよね。一度ルール化して、自分の思った通りに買った銘柄なら、周りと比べずに自分を信じて対処しましょう。

 

・お金に執着するのを避ける

株で負けた時、頭の中は株やお金のことでいっぱいになってしまいませんか。ギャンブルで負けた分をギャンブルで取り返そうとする心理と似たようなものです。一度お金に囚われてしまうと、人はそのことしか考えられなくなります。株で負けたことばかりを考えると、悪循環につながるので、一度お金に執着することから離れましょう。外に出てスポーツをしたり、自分の趣味に熱中したりと、株から距離を置いてしまうのも一つの手といえます。

 

以上、株が下落した時の対処法やメンタルマネジメントについて紹介しました。株を取引していると、誰しも下落を経験し、不安になるものです。ルール化するなど自分の心を正常に保つ方法を見つけて賢く株取引をしていきましょう。

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