リボ払いについて私の体験談を紹介します!
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。もう過去の話ですが、私は以前、リボ払いをしていました。リボ払いはヤバい!ととにかく言われますが、一体どうしてヤバいのでしょうか? そこで今回は、クレジットカードのリボ払いについて、私の体験談を交えながら、その怖さについて紹介したいと思います。クレジットカードを持っている人は、知っておいて損のない話だと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
リボ払いとは?
リボ払いとは、リボルビング払いとも言われ、クレジットカードを使った回数や総額にかかわらず、毎月一定額を支払う方法です。リボ払いを選択した場合、毎月の一定額を超えて利用した場合、その額は支払い残高に組み込まれ、この残高がなくなるまで支払いを続ける必要があります。支払い残高に応じて手数料がかかるため、毎月の返済が一見少なくなったように見えても、トータルで支払う金額は大きくなります。支払い残高は、まとめて支払うこともできます。
大学時代に軽い気持ちでリボ払いに
私は大学生時代、クレジットカードの支払いが厳しくなり、一度だけ「リボ払い」を選択したことがあります。当時の私は、リボ払いについてよく分かっておらず、とりあえず当面の支払いが少なくなるということで、軽い気持ちで選択してしまいました。当時は今ほど、リボ払いについて知られていませんでしたから、周りからも指摘されることも少なかったんですね。そうして私は、毎月の支払い額を減らすことができ、なんとか大学時代を過ごすことが出来ました。しかし、社会人になって会社の人に「リボ払いは止めた方が良い」と助言され、ようやく重大さに気が付きました。このころには、かなりの手数料を支払っていたことになりますが、とにかく社会人になって給与も安定したのでまとめて返済し、リボ払いを解消したのです。手数料は、勉強代だったと思い、もう二度とリボ払いには手を出さないと決めました。
リボ払いの恐怖
正直、リボ払いというのは目先の支払いを猶予するというメリット以外、デメリットしかありません。リボ払いは、支払いを猶予している間、クレジット会社からお金を借りている状態と何ら変わりません。つまり、借金と同じことなのです。しかも、高い手数料と言う名の利息が付いた。。。リボ払いを選択すると、毎月の支払額がかなり縮小されるので、とてもお得な気分になりますが、その支払いを逃れた分はどんどん積み重なって、いずれ大きな利息とともに返済しなければならないのです! クレジットカード会社側からすれば、こんなに儲かるシステムはありませんよね。あたかも「月々の支払が楽になりますよ」とうたっておきながら、実情は高い利息でお金を貸し付けているのと何ら変わりないのです。
私は社会人になって、その仕組みをようやく理解し、一刻も早くとリボ払いによって積み重なったお金をまとめて支払いました。もっと気付くのが遅かったら、どんどん負債が積み重なっていたかもしれません。しかも恐ろしいのは、一度リボ払いを選択してしまったら返済してからも、ほぼ毎月のようにハガキが届きます。「今月もリボ払いにしませんか?」と。そりゃ、クレジットカード会社からしたら、私なんかは良いカモですもんね(笑
クレジットカードの利用の際はご注意を!
リボ払いに代表されるように、クレジットカードには思わぬ落とし穴があるので注意しましょう。特に、消費増税に伴いキャッシュレス社会が促進していくので、クレジットカードを利用する学生や高齢者も増えていくものと思います。よく仕組みを理解しておかないと、大きな損失につながることがあるので注意してください。リボ払い以外で注意したいことをいくつか紹介します。
・キャッシングやカードローンに要注意!
キャッシングやカードローンは、クレジットカードを持っていれば手軽にお金を借りることができるシステムです。あまりに手軽ゆえに、使いすぎてしまうと借金と同じことなので返済が苦しくなります。現に、自己破産している人の多くがこうした借金が原因なので、注意しましょう。
・支払いが滞ると、信用情報に残る!
カードの支払いが滞っていると、信用情報に名前が残ってしまいます。いわば、ブラックリストですね。ここに名前が載ると、住宅ローンの審査が下りなかったり、ローンを組めなかったりするなど弊害が出てきます。
・カードの裏面には必ず記名を!
過去の記事でも紹介していますが、クレジットカードで恐ろしいのが盗難です。盗難された時に、カードの裏面にある記名欄にサインをしていないと、勝手に使われても補償がされないことがあります。クレジットカードを手に入れたら、真っ先に記名をするようにしましょう。
以上、リボ払いについての体験談を紹介しました。リボ払いは、目先の支払いがあまりに多すぎて、すぐ次の月になら返せる見込みがあるような時には良いかも知れませんが、長期で利用すると手数料で大きな負担となります。利用する際には、注意しましょう。
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