一人暮らしの人が節約するポイントを紹介します。
どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。一人暮らしをしている大学生や新社会人にとって、「節約」というのは大事なことですよね。日頃の支出を抑えることが出来れば、その分遊びに使ったり欲しいものを買ったりできます。また、将来のライフイベントに向けて貯蓄をすることもできます。そこで今回は、日頃の支出を抑えるための7つの節約法を紹介します。
一人暮らしの7つの節約法
今回は、一人暮らしの人向けに7つの節約法を紹介します。
①食費は自炊で大幅削減!
一人暮らしの生活費の中で、最もお金がかかるところが「食費」と言われています。1食300円かかるとすると、1日3食なら900円、1ヶ月だと27,000円にも及びます。でも実際、1食300円ってなかなか難しいものですよね? 大学の学食で食べても500円はしますし、コンビニ弁当だって300円ではなかなか入手できません。そこで、食費を少しでも減らしたいなら自炊がオススメです。家電や調理器具など初期コストはいくらかかかりますが、長い目で見ると自炊の方が断然節約することができます。夜と朝は自炊で1食200円以下に抑えれば、友達にランチに行くこともそう負担にならないでしょう。
②強い意志で交際費を圧縮!
食費と並んで、人によっては大きな支出となるのが「交際費」です。友達と遊びに行ったり、飲み会に参加したり、人と付き合う上で避けられない費用です。特に、友達が多い人や付き合いが頻繁にある人にとって、交際費を削るというのはなかなか難しいもの。今ある大切な関係を壊してまで、節約に努める必要は全くありません。ですが、節約をすると決意したのであれば、まずは交際費が月にいくらかかっているのかを把握することから始めましょう。1回3,000円の出費をしているのなら、300円の食事が10回できるわけですから、交際費は少なくない負担ですよね。全体の支出に対して、交際費が相当な割合を占めているような場合や、思ったよりも負担が大きいような場合には、見直しをしましょう。特に行く必要のないような飲み会や、腐れ縁で断り切れない付き合いなどは、強い意志を持って断ることも大切です。
③水道代は工夫次第で減らせる!
一人暮らしをするうえで、毎月かかる固定費も見直す必要があります。固定費の中で、まず減らせるのが、水道光熱費です。水の無駄遣いはないか、電気のつけっぱなしはないか、生活のチェックをして無駄を減らしましょう。水道代がかかる要素としては、調理・風呂・トイレ・洗面・洗濯などが挙げられますが、この中で多くの水道費を使っているのが、風呂と洗濯です。これについては、過去の記事でもアップしていますので、ポイントを押さえて賢く節約しましょう。
④格安スマホで固定費を減らす!
水道光熱費以外の固定費でいうと、スマホなどの端末代も大きな負担です。最近では、「格安スマホ」など固定費を削減するうえで優秀なサービスも出ているので、検討しましょう。月にかかる端末代を半分以下にまで抑えることも難しくありません。ただし、格安スマホにはデメリットもいくつかあります。1つが「キャリアのサービスが使えない」点です。キャリアとはdocomoやauなどのことで、キャリアが提供しているメールアドレスやキャリア決済などを利用することができません。もう1つが「通信速度が遅くなることがある」点です。大手通信会社に比べるとどうしても通信速度が遅くなったと感じてしまうことが多いようです。ほかにもデメリットはいくつかありますが、自分で設定できるような人や、電話はLINEで充分という人にとってはそう大きなデメリットではないので、デメリットがあっても大丈夫という人は格安スマホを検討してみても良いかも知れません。
⑤アプリやサービスを使いこなして節約!
日々の買い物や外食などでも、節約する意識を持つことが大切です。最近特に便利なのが、スマホのアプリです。大手の店舗でアプリのないところは無いといえるくらい、店舗独自のアプリが充実しています。こうしたアプリにはたいてい、クーポンやお得な情報などが掲載されており、これを活用することでお得に買い物することが可能です。どのアプリも無料で使えるので、使わない手はないですよね。有名どころで言うと、セブンイレブンを始めとするコンビニエンスストア、マクドナルドなどのファーストフード、イトーヨーカドーなどのデパートなどが挙げられます。よく行くお店なら、絶対にインストールしておいた方が良いですよ。クーポンなどを配布していないアプリでも、ポイントが貯まるものもあるので、うまく活用して賢く生活費を抑えていきましょう。
⑥数値を「見える化」してモチベーションアップ!
節約するために必要なことは、毎月いくらの支出があるかを「把握」することです。数値を見える化することによって、意識も高まりますし、モチベーションアップにもつながります。また、節約行動を起こした結果、いくら節約できているのかを把握することも大切です。数値を見える化するためには、家計簿を書くのが効果的です。ただ、紙の家計簿って最初は気合が入っていても、途中から面倒くさくなってしまいがちですよね。最近では、スマホで使える家計簿アプリなど様々なサービスが提供されているので、自分に合ったものを選択して続けるのも一つの手です。また、こういった書籍も販売されているので、活用すると良いでしょう。
⑦貯金感覚で資産運用!
節約を開始したら、ぜひ同時に貯金もしましょう。人は生活するうえで、いつお金が必要になるか分かりません。お金が必要となる事態に備えて、日頃からコツコツ貯めておくのが大切です。節約してかからなかった分を貯金に回すのがオススメです。手軽なものだと、500円玉貯金が挙げられますが、なかなか貯金ができない!という人は、資産運用もオススメです。たとえば、初心者でも手軽に始められる「つみたてNISA」なら、毎月積立額を指定して、コツコツとお金を貯めていくことができます。貯めている間は運用されるので、長い期間をかけて大きな資産になることも期待できます。給料天引きの設定にしておけば、無駄遣いして貯金に回すお金がない!なんてことにもなりませんよね。ほかにも、株主優待目当てで株式投資をしたり、老後に備えてiDeCoを始めたりと、資産運用には様々な種類があるので、自分に合ったものを選択すると良いでしょう。当ブログでも様々な資産運用について紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
20代のつみたてNISA最強説! 銀行預金より積立投資をするべき理由
以上、一人暮らしにオススメの節約法を7つ紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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