【初心者向け】クレジットカードが向いていない人は? 4つの特徴

クレジットカードが向いていない人について紹介します。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。消費増税もあり、キャッシュレス決済の普及を受けて、初めてクレジットカードを持とうという人が増えています。クレジットカードは買い物に便利なものである反面、使い方次第ではとてもリスクの高いものです。利用の際は、きちんとクレジットカードの仕組みを理解したうえで使う必要があります。また、性格によってはクレジットカードを持つのに適していないケースもあります。クレジットカードを持ったばかりに自己破産なんてことにならないよう注意したいですよね。そこで今回は、クレジットカードを持つのに向いていない人の4つの特徴を紹介します。

 

クレジットカードのメリットって?

クレジットカードには、これらのメリットがあります。

・現金を持たなくて良い
・オンライン上の決済や公共料金の支払いに利用できる
・ポイントが貯まる(景品と交換や買い物に利用できる)
・保険制度を利用したり、海外旅行にも有用

これらのメリットをアピールして、カード会社はクレジットカードを持たせたがるわけですが、中にはこうしたメリットがあってもクレジットカードは要らないという人や、クレジットカードを持たない方が良い人がいます。今回は、クレジットカードを持つのに向いていない人に焦点を当てていきます。

 

 

クレジットカードを持つのに向いていない人の4つの特徴

クレジットカードを持つのに適していない人の特徴として、ファイナンシャルプランナーである私が大きく4つに分けました。クレジットカードは便利な反面、人によっては身を滅ぼすものにもなりかねません。自分の性格と見比べて、持つべきかどうかの判断に使ってください。

 

①計画性がない人・収支の管理ができない人

クレジットカードの基本は、「先にカードで支払いを済ませて、後日使った分の支払いをする」というものです。買い物をするときは現金が要らないため、つい買い物をしすぎたり要らないものを買ってしまったりしまいがちです。買い物したレシートを取っておいて記録するなど、計画性のある人は良いですが、こうした管理ができないと、引き落とし日になって「支払いのお金がない!」なんてことにもなりかねません。クレジットカードの支払いが遅れると、最悪の場合、ブラックリストのようなものに信用情報が記載されてしまい、今後住宅ローンなどを組めなくなります。クレジットカードは魔法のカードではありません。支払い能力に見合った使用ができないような計画性のない人や、お金の収支の管理ができないような人は、クレジットカードの所持や利用を控えた方が良いかも知れません。

 

②先延ばしにする人・利息の計算ができない人

クレジットカードが恐ろしいのは、計画的に利用できなかった場合、大きな支払いが待っていることです。そして、それに合わせるかのようにカード会社は「リボ払い」という誘惑を提示してきます。リボ払いとは、毎月の支払額を一定にする代わりに、使った分だけ猶予されて先延ばしされていく支払い方法です。目先の支払い額を少なくできるのでお得感がありますが、支払わなければならない額をただ先延ばしにしているだけで、その期間が長くなればなるほど、手数料が大きくなりかなりの損になります。計画的に利用できなかったからといって安易に「リボ払い」を選択すると、ある意味借金を背負ったような状態と同じことになります。リボ払いの恐怖については私の体験談を過去の記事で書いているので、合わせてご覧ください。何事にも先延ばしするクセがある人や、手数料の怖さや利息の計算ができない人は注意しましょう。

 

③浪費しやすい人・お金を借りるのに抵抗がない人

リボ払いと並んで、金遣いの荒い人が気を付けたいのが「キャッシング」です。クレジットカードにはキャッシング機能というものがついており、いざというときに現金を借りることができます。ATMなどを通して手軽にお金を借りることができてしまうので、浪費がちな人やお金を借りるのに抵抗のない人は注意が必要です。当然ながら、クレジットカードのキャッシングを使うと、金利手数料がかかります。すぐに返済する見込みがあって一時的に借りるのであれば良いですが、恒常的に利用したり長く借りてたりすると、利息がバカにならないので要注意です。なお、クレジットカードの申し込み時に、キャッシングの枠を設定できるので、もし使い込みそうな可能性がある人は、キャッシング0円で希望しておくと良いかも知れません。

 

④物忘れしやすい人・よく落とし物をする人

クレジットカードを利用するうえで意外なリスクと言えるのが、紛失や盗難です。現金に比べて、クレジットカードは薄いですし軽いので、持ち運びが便利な反面、無くしやすくもあります。もし盗難されて、買い物を大量にされてしまった場合、心当たりがなくても支払わなくてはならない危険性があります。クレジットカードを所持する場合には、管理を徹底しましょう。なお、クレジットカードには後ろに名前を書く欄があるので、必ず記名をしておきましょう。万が一、盗難などで悪用された場合に、名前を記載しておかないと補償がされない可能性があります。日頃から物を無くしやすい人や、財布の中の管理が出来ていない人は注意が必要かもしれません。

 

 

クレジットカード以外のキャッシュレス決済は?

自分の性格を考えると、クレジットカードを持つのに適していなさそうだと判断した場合、どうすれば良いでしょうか。現金を使い続けるのも一つの手ですが、消費増税などの影響もあり、今後は「キャッシュレス決済」が進んでいくものと思われます。そんな中で、クレジットカードを持っていなかったら時代遅れなのでは?と思ってしまいますよね。でも決してそんなことはありません。キャッシュレス決済」に分類されるのは、何もクレジットカードだけではないからです。

そもそも「キャッシュレス決済」が良しとされる理由に、会計をスムーズにできる・店側も小銭を準備しなくて良い・盗難のリスクを下げられる、などがあります。クレジットカードも確かにこれらの条件を満たしていますが、他にも該当するものがあります。たとえば、Suicaやpasumoなどの交通系マネーや、nanacoやWAONなどの電子マネー、LINEpayなどのスマホ決済です。これらも現金を持たずに会計ができるツールです。いずれもクレジットカードと連携させない限り、事前にチャージして使うものなので、自身の支払い能力を超えて使用することはできません。ですので、クレジットカードが向いていない人でも、安心して利用できることでしょう。クレジットカードは持ちたくないけど、キャッシュレス決済の波には乗りたい!という方は、こうした事前チャージタイプの電子マネーを利用すると良いでしょう。

 

以上、クレジットカードが向いていない人について紹介しました。クレジットカードは確かに便利ですが、全ての人にとってそうかというと、人によってリスクは様々です。キャッシュレス決済だからといって、クレジットカードにこだわる必要はなく、自分に合った支払い方法を選ぶと良いでしょう。当ブログでは、ファイナンシャルプランナーである私が、お金にまつわる記事をアップしています。ほかにも役立つ記事を精一杯あげているので、良かったら見ていってくださいね!

1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です