エアコン代節約のために外出するのは賢いのか? 店ごとに検証

エアコン代節約のための外出は正解なのかの検証記事です。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。突然ですが私の本職は、ライターなのでパソコンを使って自宅で仕事をすることが多いです。しかし、夏になると室内に熱気がこもり、冷房を付けないと厳しい環境です。そこでよく言われるのが、「エアコン代節約のために外出する」という方法です。たとえばカフェなどにパソコンを持っていって、そこで仕事をすればエアコン代を浮かせることができるのではないか、という説ですね。そこで今回は、エアコン代の相場とエアコン代節約のために外出することは果たして正解なのかについて紹介します。

 

エアコン代はどれくらい?

夏になるとどうしても部屋が暑く、付けたくなってしまうエアコン(クーラー)。実際、1時間つけているとどれくらいの電気代がかかるのでしょうか? 商品やワット数などによってもかなり差が出ますが、イメージとしては最大でも1時間20円程度と考えて良いでしょう。なお、機種によっては1時間10円程度に抑えられるものもありますが、多めに見積もって今回は1時間20円を基準に検証していきたいと思います。

また、クーラーは部屋を冷やすために使う電気代が高くなると言われているので、一度冷えた部屋を冷やし続けるのに使う電力は少ないとも言われています。そのため、つけっぱなしにすると電気代の増加を抑えられるという説もあり、一概に20円×時間数で電気代を計算できないと考えられるので注意が必要です。

 

 

目的がないのに外に出るとかえって浪費する可能性も

もし当初より目的があって外出するのであれば良いですが、予定もないのにわざわざ外出すると予定外の出費をしてしまう可能性があります。エアコン代を節約するために外へ出たのに、そこでそれ以上のお金を落としてしまっては仕方ないですよね。特に、百貨店などのショッピングモールやパチンコ店などの娯楽施設は注意が必要です。外出してしまうとお金を使ってしまいそうな場合には、おとなしく自宅でテレビを見ている方がよっぽど節約ですね。お金のかからない外出で考えるなら、地域の図書館などが挙げられます。

 

仕事をするなら店舗によって得か損かは変わる

私のように、自宅でのパソコン仕事や勉強がはかどらない場合に、外に出て作業をするというのも一つの手です。ただし、エアコン代を節約するという観点から言うと、こちらもお店に入るだけでコストがかかりますので、かえって損になる可能性もあります。損得は店舗によって変わります。

・マクドナルドの場合

マクドナルドの場合、コーヒー1つでも頼めばスペースを利用できますね。コーヒーは小さいもので100円程度ですから、マックで仕事をするときは5時間以上滞在すれば、自宅で作業するよりも電気代を浮かせることができます。大きめな店舗なら長居しても注意されることは少ないですし、お腹がすいたらハンバーガーを頼めるので優秀です。ただ、学生などが集まる時間帯では店内がやや騒がしくなるので、仕事に集中できなくなる可能性もあります。

・カフェや喫茶店の場合

カフェや喫茶店、レストランなどに来店する際にかかるコストは、平均して500円前後です。1時間あたりのエアコン代は20円ですから、1日いても電気代を浮かせたことにはなりません。そのカフェで食事をするついでに作業をする、レストランの新商品を食べるのが目的で作業はそのついで、などのケースを除いて、わざわざカフェや喫茶店で作業するのは節約とはいえません。しかも、ファミレスなどによって勉強や仕事をしていると注意されることもあるので注意が必要です。

・フードコートの場合

私が個人的にオススメなのは、平日のフードコートです。フードコートとは、ショッピングモールなどに入っている、飲食店が並ぶ区域のことです。通常は、好きなお店で食べ物を買って自由な席で食べるのがフードコートですが、平日の混みあわない時間帯なら作業にもってこいです。しかも、食事をしていなくても利用できるのでコストは0円です。なお、土日などの混雑時にこのような利用をするとマナー違反といえるため注意しましょう。

・カラオケボックスの場合

じっくり仕事に専念したいときに使うのが、カラオケボックスです。最近では、30分100円など低価格のカラオケボックスが増えており、時間帯によってはかなり安く利用できます。カラオケなら冷房も効いていますし、作業に行き詰まった時には大声を出して歌うことができます。

 

 

エアコン代節約のコツ

エアコン代は1時間20円程度と、思ったより安かったと感じた人も多いのではないでしょうか。それでも日中ずっとつけっぱなしにしていたり、寝ている間につけっぱなしにしていたりすると、突きあたりでかかる電気代はバカになりません。そこで、夏のクーラーを節約するためのコツとして、大きく3つ紹介します。

・扇風機との併用で部屋を早く冷やす

クーラーは部屋を冷やすときに大きな電力を使うと言われています。1時間あたり1円程度しかかからない扇風機を併用して、クーラーの冷たい風を早く部屋に循環させると良いですよ。こもった空気が早く入れ替わり、すぐに部屋が冷たくなります。

・電気料金のプランを見直す

電気料金は、最近ではガス会社などとまとめるプランが流行しています。まとめることによるデメリットはほとんどないと言って良いので、まだまとめていない人は早めにプランを見直すと良いでしょう。

・エアコンの設定温度を調整する

エアコンの設定温度は、夏なら低くするほど電気代がかかります。すぐに部屋を冷やしたいという気持ちから、かなり低めの温度で設定しておくと電気代の負担が大きくなることがあるので注意しましょう。なるべく28度に近づける形で設定しておいた方が、電気代の節約になります。

 

以上、エアコン代節約のための外出にテーマを当てて紹介しました。夏のクーラーにかかる電気代自体はそう大きな額ではないので、それを理由に外出するのが本当に正しいのかどうか見極める必要がありそうですね。当ブログでは、他にもお金にまつわる記事を多くあげていますのでぜひ合わせてご覧になっていってくださいね!

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