タピオカやクレープも? 原価率が低い食べ物まとめ

原価率が低い食べ物をまとめてみました。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。私たちが生活するうえで欠かせない食事。外食するにしても、お弁当を買って家で食べるにしても、つい考えてしまうのが「原価率」です。原価率が高いと得した気分になりますし、原価率が安いと損した気分になりますよね。回転ずしや食べ放題などに行ったときに気にする人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、原価率の低い食べ物をまとめてみました。なお、あくまで当ブログ調べであり、原価率は食材や店舗などによっても異なるため、一概に言えるものではないということを予めご了承の上、ご覧ください。

 

飲食店の原価率は3割が目安!

飲食店などの食品の原価率は、一般的に3割が目安と言われています。30円で仕入れたものを100円で売るイメージですね。そもそもが意外と低い!と驚く方もいるかもしれませんが、飲食店の場合はこのほかにも、テナント代や人件費なども発生するため、3割が理想的な数値なのです。これを大幅に超えるようだと、普通の飲食店なら経営が厳しくなります。今回紹介していく「原価率の低い食べ物」はこの3割よりも少ないものをピックアップして紹介したいと思います。

食事をする際の参考にするのはもちろんのこと、これから移動販売で起業しようと考えている人や、大学の文化祭の屋台で何をしようか考えている人も参考にしてみてくださいね。商売をするうえで、原価率というのはとても大切なポイントです。

 

 

原価率の低い食べ物まとめ

原価率の低い食べ物をまとめてみました。お店によっても様々ですし、食材にこだわっているかどうかにもよりますので、ここではあくまで一般的なものとして書いています。一概に言えるものではありませんので、参考程度に留めてくださいね。

 

・クレープ:原価率20~25%

原価率が低いものと聞いて、まず頭に浮かぶのはクレープではないでしょうか。クレープは生地が薄いので、原価としてはフルーツや生クリームの方が高くなります。大体の目安では、生地1枚あたり10円、フルーツやソースが60円前後で、クレープ1個当たりの原価は70円前後といえます。お店にもよりますが、クレープの相場を350円くらいと仮定すると、原価率は2割前後ということになりますね。ただクレープは、家で作るとなかなかお店のようにはいかないため、お店でしか食べられないプレミア感もありますよね。

 

・タピオカドリンク:原価率20%前後

クレープといえば原宿など若者の街を中心に人気ですが、同じく最近特に人気なのがタピオカです。タピオカは、キャッサバと呼ばれるイモのでんぷんから作られた粒状のもので、これをミルクティーや牛乳などに入れたものがタピオカドリンクです。タピオカは1kgで1000円くらいで入手できますので、1杯分は30円くらいです。ドリンクの方はそこまで原価がかからず、こちらも1杯30円程度で調達できますから、タピオカドリンク1杯の原価は60円程度といえます。タピオカドリンクの相場を300円と仮定すると、原価率は2割前後ということになります。クレープよりも調理が簡単で、しかも原価率も低く抑えられるのが特徴です。

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・宅配ピザ:原価率20%前後

実は、宅配ピザも原価率が安いものの常連です。最近よくピザ屋が「お持ち帰りで2枚目無料」とかやっているのを見たことがありませんか。あれは裏を返せば、配達するコストは高いけど、取りに来てくれるなら原価は割らないよ、という意味になりますね。つまり、食材自体に手を抜いている訳ではないけれど、高めの価格設定の中には宅配のコストが入っているのです。その影響で、分母が大きくなり、原価率が低くなるという理論です。原価率は2割程度で、2000円のピザだったら、400~500円程度の原価で作るイメージです。ピザは小麦粉やチーズなど意外とコストのかかるもので出来ていますから、あんまり「原価が安い!」と言っちゃうとかわいそうですね。

 

 

・フライドポテト:原価率20%前後

フライドポテトは原価率が低い!と言われたら、納得ですよね。じゃがいもオンリーで出来ていますから、他にかかるのは油代くらいです。たとえば、ポテトの定番マクドナルドのLサイズのものを想像していただくと、あれに使われているじゃがいもは、重さから考えて一般的なじゃがいものおよそ2~3個分です。1個20~30円程度だと考えると、Lサイズの原価は60~70円程度と考えられます。Lサイズは約300円ですから、原価率は20%前後といえるでしょう。ただ、マクドナルドほどの大企業ともなると、提携先からもっと安く仕入れている可能性は全然ありますw カラオケとかのポテトも割高な気がします。高くてもつい食べたくなっちゃうフライドポテトの魔力はすごいですよねw

 

・かき氷:原価率10~15%

夏の屋台などでよく見かけるかき氷も、原価率の低い食べものトップクラスに入ります。原価としてかかるのは、氷とシロップ代くらいです。氷については、かなり良いところから仕入れていればそれなりに値段が上がりますが、お祭りなどに出ているものはそう高くなりません。原価は30円程度で、これを300円で売ると原価率は10%ということになりますね。ガリガリ君があの値段で利益を上げられているということを考えれば、原価率が低いことは容易に想像つくでしょう。ただ、夏の暑い季節には食べたくなるのがかき氷。お祭り効果や気温による効果は大きいですね。

 

・わたあめ:原価率5%以下

クレープやタピオカをしのいで、原価率が低い食品トップに輝いたのが、お祭りの定番わたあめです。誰もが「確かに」とうなずいてくれそうですね。わたあめは、ざらめを溶かしながら割りばしに巻き付けて作ります。材料は、ざらめだけですから原価はものすごく安いんですね。原価が10円のものを300円で販売すれば、原価率は3%にもなります。最近では、原宿でカラフルなわたあめを確か700円くらいで売っているのを見かけましたが、あれはもう相当なインフレですw ただ、わたあめについても家で作るのは難しいですし、お祭りや旅行先などのプレミア感があるので、値段が高くても買う人が多くいるわけですね。

 

 

お祭りや原宿系の食べ物が原価率が低いという結果に

今回紹介した6つの食べ物はみな、お祭りや原宿で売られているものばかりでしたね。「家では食べられない」という特別感が、少し高くても買いたくなるポイントなのかもしれません。また、最初に言った通り、原価率だけに注目するのもナンセンスです。店側としてはそれ以外に人件費などがかかりますし、食品の場合には「廃棄率」も関わってきます。廃棄率とは、商品を準備していたけれど売れなかった場合に捨てなくてはならないロスの部分。クレープ屋のフルーツやタピオカ屋の牛乳など、賞味期限が過ぎると販売できない損失も経営上、考慮しなくてはなりません。

それから、原価率を気にして食事するのは正直どうなんでしょうね。食事へ行くたびに、原価が…という人とは一緒に食事をしたくないものです(笑。本人が「その値段に納得して食べることができたらそれで良い」と思います。今回は、一つの豆知識として原価率の低い食べ物について紹介しました。周りにうるさく思われない程度に、教えてあげてくださいね。当ブログでは、他にもお金にまつわる記事など、役立つ記事を多くアップしていますので良かったら合わせてご覧になっていってくださいね!

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