FX歴2ヶ月の初心者が急落で大損。相場急落で学んだ5つのこと

FXを始めて2ヶ月で大損した話です。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。私がFXを始めてわずか2ヶ月で、相場の急落を経験しました。世界的に見てもかなりの価格変動で、私はそれに巻き込まれて人生初のロスカットを食らう羽目になりました。今回は、そのお話と、相場急落で学んだ5つのことについて紹介します。

 

右も左も分からずFXの世界へ

私がFXを始めたのは、2018年の終盤です。あるブロガーが、FXはリスクコントロールすれば怖くない!と言っているのを見て、やってみたいなと思ったためです。株や投資信託にはすでに手を出していましたから、さほど抵抗はありませんでした。いざ始めてみると、FXは株以上にチャートがメインだな、と思った記憶があります。株をやっていたとはいえ、チャートの見方はド素人の私。まさに右も左もわからずに、FXの世界に足を踏み入れてしまったのです。

ですが、初めて数週間、少しずつ利益を重ねることができ、「FXってこんな感じなのかー」と感覚をつかみ始めました。でも次第に「こんな薄利なことを何回もこなすの面倒だなー」ともどこかで思っていました。あるブロガーが言っていた、リスクコントロールすることをいつの間にか忘れ、レバレッジを高めに設定して年末年始を迎えてしまったのです! 今思えば、これが完全にミスでした。

 

 

突然の相場急落で-10万円

私がFXでかなりの大やけどをしたのは、2019年1月3日のことです。お正月の期間ということもあり、ゆったり過ごしていたところ、突如オーストラリアドルが急落。のんきにポジションを持っていた私は、初めてのロスカットを食らうことになりました。のんびり過ごそうとしていたお正月の中、10万円の損失を生み出してしまったのです。この急落の原因は、アップルの下方修正などに代表される世界経済の不安から、リスク回避の動きで円が買われたことであると言われています。年末年始で流動性が低かったことも災いして、豪ドル76円くらいだったのが71円近くまで落とし、およそ5円もの急落です。FXを甘く見ていた初心者の私は、大やけどをすることになったわけです。

ちょっとずつFXを始めていこうと思い、軍資金10万円ちょっとを用意して挑んでいた私にとっては、そのほとんどを無くしてしまうという事態に、正直絶望しました・・・。でもその一方で、ロスカットを体験できたこと、そして相場急落に備えなくてはいけないことなどを学べたとも感じました。要するに、FXを甘く見ていた私の考えを改める良い機会ではないか、と。今回はこの相場急落で学んだことをまとめていきます。

 

相場急落で学んだ5つのこと

2019年1月の豪ドル急落を経験して、私が学んだことは以下の5つです。当たり前といえば当たり前のことですが、正しくできていなかったなと反省しています。相場急落への対策として、あの急落以降、心がけています。

・レバレッジはなるべく抑える

当時私は、レバレッジを15倍くらいにしていました。初心者なんだから最初は、数倍にして慣れていこうと思っていましたが、やってみたら案外平気そうだったので15倍くらいでやっていました。その矢先ですね、相場が急落してしまったのは。FXを始めて2ヶ月で正直、調子に乗っていた節もあるかと思います。慣れ、って怖いですよね。それからは、初心に戻って、レバレッジを10倍以下に抑えています。もっと抑えても良いですが、あんまり抑えると資金効率が悪くなりますし、これから紹介する他の対策も混ぜ合わせたので、資金効率的に10倍くらいが目安かなと思ってやっています。

・逆指値を入れる

そもそも、FXをやり始めたばかりで、証券会社のアプリを使いこなせていない状況でした。「逆指値」という言葉を雑誌や書籍で見て知ってはいても、そのやり方を知りませんでした。もしあの時、逆指値を入れていたらロスカットまで持たずに済んだかもしれません。今一度、説明書を読むかのように注文方法と手順を学びなおし、逆指値の入れ方を会得しました。

 

・休みの日はポジションを持たない

休みの日は、相場が変動しても対応できないので、ポジションを持たない人が多いと聞きます。それに対して昔の私は、「休み明けに相場が変動していて大きく得をしている快感が良い!」と思って、ポジションの解除など一つも考えていませんでした。今回の年末年始の急落によって、こうしたリスクを排除することもとても大切なんだな、と強く学びました。全部は解除しなくても、一部解除してレバレッジを下げるなど、リスク回避の行動をとるようにしています。

・中長期での保有は避ける

FXはトレンドに乗るゲームなので、トレンドを読むことを無視した中長期での保有は向いていません。もし、スワップを得ようと長期保有をするのであれば、レバレッジは極限まで低くするのが最適解です。これまでの私はそんな事お構いなしに、レバレッジ15倍くらいで逆指値も入れずに長期保有をしていました。厳密には、含み損が膨らむと手放せなかったんですね。中長期で保有することで損するリスクも高まることになります。今では、タイミングを見ながら、あまり長くポジションを持たないようにしています。

・チャートの読み方を学ぶ

それまで私は、過去数ヶ月とかの価格推移を見て「今は高すぎるから下がるだろう」とか「今は底の値段だからこれから上がるだろう」といった、もうたいへん恥ずかしい投資方法をしていました。80円近く行くことも珍しくない豪ドルが、76円前後で推移していた当時は、これから上がるだろうと思って買い注文を入れていたのです。チャートの読み方を知らないのは、武器を持たずに戦場に出るのと同じことだと強く実感しました。それ以降、書籍を読むなどチャートの読み方を学んでいます。ちなみに、一番よかった書籍はこちら。どの指標を使うにしても「値動き」を捕捉することが大事だと書かれていて、とても参考になりました。

 

コツコツFXの確立へ

これらの経験を踏まえて、今では原資20万円程度で、月3万円をコンスタントに稼げるようになりました。逆指値も入れていなかったし、チャートも読めなかった私でも、きちんと勉強すればこれくらいは安定的に稼げるようになるのです。FXというとハイリスクハイリターンというイメージが強いわけですが、レバレッジを抑えて正しくリスク管理することで、確実に「コツコツ」と利益を稼ぐことができます。まだまだFXは初心者なので、これから改善する余地もたくさんあるとは思いますが、とりあえずコンスタントに稼ぎ続けられるよう努力していきます!

【シャチ公流】原資20万で月3万儲けるコツコツFXのきほん

 

以上、FXで急落を経験した時のことを書きました。投資やギャンブル全般に言われることですが、ビギナーズラックは最初だけで、それ以降は正しい知識がないと負けてしまいます。私も2ヶ月目で急落というものを経験し、高い勉強代を支払ったものと思っています。ここで反省できたからこそ、今はコンスタントに稼げているのだと思いますし、やけどをするのも大事ですね。当ブログでは、投資を始めとするお金にまつわる記事を多くアップしています。ほかにもたくさんの記事をあげているので、良かったら見ていってくださいね!

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