自動販売機設置を検討する前に、絶対に知っておきたい5つのこと

自動販売機を設置して不労所得を稼ぐ副業について始める前に読んでください。

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。副業が解禁されるサラリーマンが増えてきている昨今、様々な副業が存在します。中でも、最初は大変だけど後はほったらかしで収益を稼げる不労所得は人気があります。今回はそんな不労所得型の副業である「自動販売機の設置」について、始める前に知っておきたいポイントを紹介します。

 

自動販売機設置の副業とは?

そもそも、自動販売機を設置するのが副業になるとはどういうことでしょうか。自動販売機設置の副業とは、持ち家の前とか自宅の駐車場スペースとかに自動販売機を設置して、そこから売り上げた額の一部をもらうことができる副業です。電気代などは負担する必要がありますが、一度設置してしまえばあとはほったらかしで収益が入ってくる、不労所得といえます。土地を所有するサラリーマンなどに人気の高い副業となっています。

自動販売機設置と一言で言っても、その形態には大きく分けて2種類あります。1つがフルオペレータータイプ、もう1つがセミオペレータータイプです。フルオペレータータイプは文字通り、自動販売機設置と管理にかかるすべてをメーカーや業者にお任せするスタイルで、自身は毎月電気代だけを負担すれば良いのが特徴です。後者のセミオペレータータイプは、最初に自動販売機をリースしたり購入したりして、飲料の管理等も自分で行うスタイルです。一般に、副業として行うのは初期コストも少なくて済む前者のフルオペレータータイプでしょう。

 

 

自販機設置は儲かる?

さて、自動販売機の設置で不労所得を得られることは分かりましたが、具体的にどれくらいの収益を上げられるのでしょうか。メーカーや業者、設置場所などによって異なるようですが、飲料1本当たりの相場としては「10~15%程度」が目安となりそうです。もちろん、飲料の価格設定などにもよりますが、100円の飲料なら10~15円、150円の飲料なら15~22.5円くらいが一つの相場ですね。薄利な商売ではありますが、人通りの多い場所などは1日に数十本以上売れることもあるようです。

一方で、コストも考えなくてはいけません。自動販売機を設置する際のコストはかからないのが一般的ですが、毎月の電気代は支払う必要があります。この電気代よりも、飲料の売り上げ手数料が多ければ儲けになる訳ですね。なお、季節によっても若干前後しますが、電気代は1台あたり2000~3000円が相場と言えるでしょう。もし1日に10本売ったとすると、月で300本、売上利益は少なくとも3000円くらいですから、それ以上売れればその分が儲けと言うことになります。

 

自販機設置を検討する前に知っておきたい5つのこと

これから不労所得への第一歩として、自動販売機の設置を考えている人は、まず以下の点を押さえておくと良いでしょう。

①業者との交渉次第で融通が利く可能性がある

自動販売機の設置をしている人のブログなどを拝見していると、業者との交渉によって、利ザヤの割合を上げてもらったりだとか、電気代を補助してもらったりだとかしているようでした。この辺は、業者選びが重要になってくるのだとは思いますが、交渉することで有利に運ぶこともあるようです。

②自宅の前などは治安が悪くなる可能性も

フルオペレータータイプであれば、ごみの処理も含めて業者が行ってくれますが、ゴミ捨て場が荒れたり、自動販売機前に若者がたむろしてしまう可能性もゼロではありません。自宅の前に自動販売機を設置するケースでは、このように治安が悪くなるリスクも十分に検討しておきましょう。

③設置の前に、人通りと客層を調査する

自動販売機はそれ自体に集客力がある訳ではなく、売り上げの大半は人通りがあるかないかに大きく左右されてしまいます。設置する前に、1日あたりどれだけの人が通るのかを把握して、電気代を支払っても利益が出るのか慎重に調べましょう。近くにコンビニや駅がある場合には設置には不向きです。逆に、近くにお店がなく、競合となる自動販売機もないような場合にはねらい目です。また、客層を把握することも戦略として必要です。公園が近い場合にはスポーツドリンクを、オフィスや喫煙所が近い場合にはコーヒーを、など客層を捉えた販売をすることができます。

 

④最初は1台で。イケそうなら複数設置を検討する

先ほどの試算を見てご理解いただけたと思いますが、自動販売機による不労所得は薄利多売です。1ヶ月で考えると、電気代を差し引いて数千円にしかなりません。リスクが少ない分、リターンもそう期待はできません。なので、試しに1台置いてみて、収益が期待できそうならば複数設置も検討してみましょう。何本かの収入源を作ることで、お小遣い稼ぎくらいの額にはなります。

⑤自販機の設置場所を探す副業もある

ここまで見てきて、土地は持っているけど、自動販売機を設置するのが適していないという場合には、他の副業を探してみましょう。自動販売機関連でいうと、設置をするのではなく「設置してもらう」副業もあります。要は、空き地や駐車場など、自動販売機がおけそうな場所を探して直接そこの所有者に提案するという仕事です。設置にこぎつけると、1件ごとに報酬をもらうことができます。休日などに街を歩くのが好きな人に向いているので、興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか。

 

以上、自動販売機の設置の副業について紹介しました。初期コストがかからないなどリスクが少ない反面、リターンもそう大きくはない自動販売機の設置。ただ、不労所得という点では魅力であることに変わりはありません。今回紹介したポイントを押さえたうえで、ぜひやりたいという方がいたら挑戦してみてはいかがでしょうか。当ブログでは、他にも副業に関する記事お金に関する記事をアップしています。ぜひ、合わせてご覧になってくださいね。

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