意外と知らない! 車をお得に購入&保有するための5つのポイントとは?

車をお得に買うための5つのポイントとは?

どうも、ファイナンシャルプランナーのシャチ公です。先日、知人に「車を少しでもお得に買う方法は無いかなー?」と聞かれました。確かに車というのは人生の中でも高い買い物ですし、少しでもお得に買いたいと思うのは大切なことですよね。調べてみたら、買い方によっては数十万単位で得をするかもしれないということが分かりました。そこで今回は、車を買う前に知っておきたい、お得に買うための5つのポイントを紹介します。

 

 

車をお得に買うための5つのポイント

車をお得に買うためには、いくつかの工夫が必要です。この点を正しく理解しておかないと、同じ車を買ったのに、数十万円単位で損をした!なんてことにもなりかねません。車を買う前には、以下の5つのポイントをよく押さえておきましょう。

 

①ローンは使わず現金一括が基本

よく言われることですが、車を買うならローンではなく現金の方が良いです。車には維持費がかかるため、できるだけ毎月の負担を増やさない方が良いですし、長く支払うことで手数料もバカになりません。また、住宅ローンの審査にも影響してくるので、そう簡単にローンを組む決断をしない方が良いといえます。また、過去の記事でも書きましたが、ローンを組むと所有権の問題もあり面倒です。ローンで買った方がお得というような誘惑をしてくるディーラーもありますが、ローンは足かせでしかありません。車をお得に買いたいと考えているのなら、現金一括で購入できるように、コツコツとお金を貯めておくことが大切です。

 

②購入時期を見極める

車は一年を通して同じ値段という訳ではなく、買うタイミングによってわずかに変動があります。新車の場合、販売の業績を上げたい決算期(3月・9月)や、消費者の購買意欲が高まりやすいボーナス時期(6月・12月)は比較的値引きされやすくなります。また、増税前などは駆け込みで購入する人も多いので、値下げして売り出すこともあります。一方、中古車の場合は、業者によっても様々ですが、売れ行きが良いのは新生活前の3月頃と9月頃です。書き入れ時が終わってひと段落した、その次の月から数ヶ月(4月・10月)は安くなる傾向にあります。

なお、購入する際には、必ず見積もりを取るようにしましょう。複数の店で見積もりを取ったり、競合店で見積もりを取ったりすることで、値引き交渉に持っていきやすくなります。見積もりは本体価格を取って比べるのが一般的ですが、オプションも値引きすることができるので、トータルで安くなる店で買うのが正解です。

 

 

③下取り額をアップさせる

車を買い替えるというのであれば、今乗っている車を高く買い取ってもらうことでも、新しい車をお得に買うことができます。買取や下取りの査定の基準は、日本自動車査定協会によって設定されており、この基準をベースに加点や減点がされて、査定額を算出する形式です。次の点をチェックしておきましょう。

内装や外装:傷は無いか?
車検:残り月数は4ヶ月以上か?
修復歴:事故の修復歴や改造工作は無いか?
走行キロ数:1年間で1万km以下か? トータルで10万km以下か?
エンジン:走行に支障はないか?
タイヤ:溝が1.6mm以上あるか?

 

④自動車保険に正しく加入する

車を購入した時には、自動車保険の加入を検討します。自動車保険には大きく分けて2種類あり、強制加入の自賠責保険と、自身で必要な分だけ加入できる任意保険があります。ただ、強制加入の自賠責保険では万が一の保障が充分とはいえないので、ふつうはどちらの保険にも加入します。自動車保険で注意したいのが、加入する保険が何を対象としているのかです。これについては過去の記事で任意保険の種類を紹介しているので今回は割愛しますが、正しく加入しないと万が一の時に多額の賠償を背負うことにもなりかねません。とはいえ、あまりに大量に入っていも保険料が無駄になってしまうので、お得に利用するには必要保障額を見極め、必要な分だけ加入することが大切です。自動車保険の保険料は毎年の負担となりますから、無駄なく入りたいですね。

 

⑤カーシェアリングという選択肢も

車は購入した時に多額なお金がかかりますが、維持するだけでも年間でかなりの負担になります。具体的には、以下のような維持費がかかります。

自動車税:車の排気量によって3~10万円くらい
自動車重量税:新規登録時と車検時に数万円程度
自動車保険:自賠責と任意保険合わせて5~20万円くらい
ガソリン代:走れば走るほど発生
駐車場代:戸建てなら不要だが、月極駐車場など1万円以上することも

これらを合計すると、車を保有することによって年間で数十万円のコストがかかっていることが分かります。そんな中、月に数回しか乗らない人に人気を集めているのが「カーシェアリング」です。車を使うときだけ利用する方法で、自宅の近くにカーステーションがあればレンタカーよりも安く済みます。車を買うタイミングで、将来的に乗る頻度を改めて考えることも大切といえます。

 

以上、車をお得に買うために覚えておきたい5つのポイントを紹介しました。ぜひこれから車を買うという方は参考にしてもらえればと思います。当ブログでは、他にもお金にまつわる記事を多くアップしています。ぜひ、合わせてご覧になってくださいね!

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